紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

入隅を開放せよ!!

2016年03月25日 | 家づくり。窓の話

さて、そろそろと春の到来を感じる今日この頃。ここ何日間は結構寒いですが、昼の陽射しをあびながら鳥の声なんて聞いてると、何だかすっかり春ですね〜。

過ごしやすい季節になってまいりますと俄然「窓」が輝きだします。開け放つことができ、風、光、色々な音、室内居ながらにして外にいる気分。外を内に取り込むことができて、とっても「ここちよい」ですね。

やっぱり、そしてその窓は、木製のフルオープンにかぎります。もちろん全ての窓を木製などは難しいけど、リビングやダイニング、長い時間を過ごす所の窓は、ここちよさ満点でいきたいですね〜。

そういう話から、和歌山市園部のY様家

このお家にも、木製フルオープン窓がありまして、その木枠工事も大体できてきました。

じゃん。

そしてここで、タイトルに戻りましょう。「入隅=いりずみ」とは何ぞや?

「隅」は分かりますね。四隅(=よすみ)なんていいますし、ようは角(=かど)のことですね。

入隅があれば、出隅(=ですみ)もある。ここでピンと来た方も多いでしょう。

出隅は出っ張った角です。

そういえば、その角を窓にしている開放しているお家、何度がご紹介したの覚えていません?

はい。こんなお家など。

植栽工事後に撮影させてもらっていないものもあるので、ちょっと魅力が半減しているものもありますが、抜群の開放感です!気持ちよさそうでしょ?

今回のY様家はその反対。

引っ込んだ角の部分が開放されるわけです。

これも抜群に気持よくなるのですが、案外写真探しても丁度良い例がございません。もしかして弊社では初めてかもしれませんね。

近いのは、

こちらのお家。

こちらは入隅部が壁で、今回のY様家とは反対だけど、このデッキをはさみこんだ外部と内部とのつながりや気持ちよさは同じですし、雰囲気も良く似ていると思います

もちろん敷地の周囲状況や色々な条件があるから、常に良いとは言いませんが、Y様家の入隅開放窓はかなり「ここちよい」窓まわりになります。間違いなく。

皆様も出来上がりをお楽しみに待っていてくださいね。

ではでは、良い週末をお過ごしくださいませ。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お気に入りの場所 | トップ | 植栽も大切。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家づくり。窓の話」カテゴリの最新記事