紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

もうすぐ完成!

2019年06月10日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

さて、今日は完成したお家のご紹介の合間をぬって、現場より。

今月完成を迎える2件のお家をご紹介。

まずは和歌山市関戸のS様家。私がBlogの更新をさぼっていたおかげであまり紹介できておらず申し訳ございません。

だからしばらく前の現場より、

これが外壁の左官塗り壁(既製品ではなく弊社オリジナルの「カキオトシ塗り」)が塗り上がったころの写真。

独特の風合い質感がとても魅力ある外壁仕上げです。表面がザクザクしているのは文字通り塗り壁を「かいた」からです。剣山のようなもので塗り壁の表面をガリガリとかいてこの風合いをだしていきます。日本の伝統的な左官仕上げですね。材料や色の調合とも弊社の左官屋さんと相談してつくっている壁。だから◯◯メーカーの✕✕というような既製品じゃなくって、全く同じものは弊社でしか出来ない壁仕上げになります。

もちろん「カキオトシ壁」自体はきちんとした左官屋さんなら出来ますので、ご興味のある方は聞いてみていください。ただ、「和歌山からは随分離れていてこの壁を採用してみたいのですが、この壁は何という商品ですか?」とご質問いただいてもお答えできませんということです。(たまにそんなご質問がありますので)

内部は

外部のデッキも出来上がり、

照明なども施工完了して完成までもう一息。あとは内部のクリーニング兼塗装の美装工事と、畳やフスマと外構工事ですね。

次は和歌山県海南市のT様リノベーション工事。

築60年約60坪の日本家屋のリノベーション工事もようやく完成へと。

こんな造り付けの水回り(洗面・手洗い)の設備も入り、

木の浴室も。

内部の玄関もバッチリ完成です。

もったいつけてリビング・ダイニングは見てのお楽しみとさせていただきます。。というのも、こちらは今週末土曜日・日曜日で完成見学会を開催させていただくのです。

古民家とまではいかないけれど、古い日本家屋、お父様お母様お祖父様お祖母様などがきっちりと建ててくれた日本家屋。台風の被害もあったので解体するのか?もしくはリフォームして住み続けるのか?壊すのは忍びないけれど。。。

またはこんな値段でよいのだろうかという値段で売りに出ている郊外のしっかりとした日本家屋。買おうかどうしようか?

などお悩みの方が実はたくさんおられて、ここ数年でもよくご相談いただきます。

築100年を超えるような古民家となればリノベーションの例も見るし(古民家カフェとか)そこまで残っているお家ならやはり残すべきかな?などまだ判断基準はあるけれど、巷によくある築50年程度の日本家屋をどうするべきか?判断基準もなかなかなくて悩んでいる方は多いようです。

リノベーションでどこまで出来るのか?どこまで変わるのか?逆に風情を変えずにどこまで今の暮らしに合わせられるか?などご体感いただく絶好の機会になるかと思います。

詳しくは弊社のホームページよりご覧いただき、お申込みいただければ幸いです。予約制ですのでご興味のある方は早目のお申込みをよろしくお願いいたします!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

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