紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

元気だしていきましょう!現場から

2020年03月03日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

先週末は新しく2軒のお家の設計がスタートしまして、ノリノリなはずなんですが、、毎日同じ嫌なニュースばかりだと、何だか知らない間に全て消極的・後ろ向きな考え方になってきそうになりますね〜。こんな時こそ注意が必要。意識して心を積極的にもっていく努力をしないとですね。

新型肺炎も早く収まってくれれば良いですが。もしくは、もっとデーターが集まって正確な所が分かればよいですね。適切に恐れられる注意できるという風になれば良いですね〜〜。

さって、元気を出すためにも現場からです。

海南市岡田のT様家。屋根の上では瓦屋さんが頑張っています!1階はほぼ終わり、これから2階屋根へ。

金属板の板金屋根も軽快で感じ良いけど、瓦屋根の重厚感もやっぱり良いですね〜。

内部では、

山本棟梁が木製窓の木枠を入れています。あっ、何か怒られているわけではないのであしからず。。

2階では窓枠を入れているのが若手(23歳)大工の金子君。順調に成長しておりまして、窓枠の仕上げ仕事などにも。もちろん山本棟梁の恐い目は光っておりますが。

無垢の吉野桧のフローリングを張っているはこちらも20代大工の坂本君。もうすぐF様家の墨付けが始まるのですが、それまでこちらに入らさせてもらっています。

そうそう、ここが社員大工制の特徴。今現在のほとんど全ての家造りは、下請け大工さんに大工仕事を依頼するのが普通。だから、工務店の仕事を請け負ってくれる大工さんの組が◯◯班☓☓班みたいなのがあって、ある班が一つのお家が終われば、また違うお家へとなります。だって、一軒いくらで大工仕事を請け負ってもらうわけですから、当然ですね。

《この仕組もそれなりの仕事をする工務店さんのパターン。ハウスメーカーさんやビルダーさんになると、大工仕事を一人の大工さんが請け負いますから班でもないですね》

けれど社員大工なら毎日皆でてきますから、担当というか中心でいく大工さんは決めるけど、あとは工程毎に大工さんの数が変わったり、現場と現場でクロスしたり、まぁ簡単に言えば皆で仕上げている感じとなります。

どちらが良いのか?はそれぞれご意見あるでしょうが、社員大工制の所は「良い仕事をする!」というのは、この業界の共通認識でよろしいかと思います。(社員大工制でなければいい仕事できないわけではございませんのであしからず)そして、そういう工務店はもちろん人口にも影響するけど、乱暴にいってしまえば地域に1社位はあるのではないかな〜と思います。

大工という昔からの特殊性もあるから一概に言い切ってしまうのは少し無理はありますが、社員大工制が珍しいってのもよくよく考えればおかしい話で、製造業の会社の工場で実際造っている方が社員が珍しい!って事はないと思うんですよね。全員社員さんってことはないでしょうが。。

大工さんは家づくりの根幹ですからね〜。(なんて、メーカーさんビルダーさんではそうでもなくなってきてるんでしょうが。。)

と、ちょっと話がそれましたが、やっぱりどんどん造られていく・新しく生み出されていく現場は楽しいですね。

ではまた次回!

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

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