紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

いろいろ進んでます!

2019年09月27日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

今日は堺市三国ヶ丘の現場のようす。

まずは外観から。上の写真の様に外部にはラスという左官下地の金網が張られています。

中庭もこの通り。この上に左官屋さんが左官壁を1回2回3回と塗っていきます。やはり左官壁は手間ヒマのかかる(つまり値段のかかる)壁ですが、質感耐久性共優れた壁です。その前に熟練の左官職人さんがいなければできない壁ですが、日本の気候風土ともあっていつまでも残していきたい壁ですね。(これから仕上がっていきますからお楽しみに)

中庭と言えば、

前回ご紹介した際にはなかった庇ができています。

雨にも夏の陽射しにも効果をはっきする庇。デザイン的にも優れていますね。

中庭に面しているバルコニーには天窓も。このバルコニーは北側に面しているわけですが、天窓をあけるとこの通り。とっても明るくなります。天窓の開ける位置には色々と注意も必要ですから、それはまた別の機会にでも。(気になる方はご質問くださいませ)

内部に入ると、大工さんの工事も終盤戦にかかってきていて

天井下地工事も終わり、大工さん手づくりの造り付け家具の工事も進みだしています。

こちらのリビング勉強コーナーのカウンターも今入れていますし、

玄関下足入の天板も。こちらは栗の一枚板。素晴らしい風情ですね。

弊社設計で書いた詳細な施工図を弊社大工さんが現場で慎重に見ながら工事を進めていく。分からないことや現場側から気づいた事があれば、大工さんが帰社して設計と話あってより良いレベルの高いものにしていくわけですが、これが設計も大工も自社に揃う弊社の強みの一つであります。

今、こちらの現場には大工さんが4名入って現場は急ピッチで進んでおります。それだけにいつも以上に丁寧に慎重にですが、日に日にどんどん出来上がっていく現場が楽しみです。

とは言っても大工さんたくさん入れる現場・入れない現場。たくさん入れる時期入れない時期、なかなか進捗が見えない時期、今までの地味な作業が実を結んで一気に進み出す時期などがありまして、まさに現場も生き物のような、大げさに言うと人生の局面を見ているような感もあって、おもしろいものなんですよ〜。

現場管理や工期を守る面で考えても、お客様にはあまり現場に入ってもらわず現場での打ち合わせなどもできるだけ少なくというのが常識ですが、出来る限りその現場の楽しさを感じていただきたいと思っておりますので、お客様との現場打ち合わせを大切にして積極的に行っております。

はい。では今週はここまで。また来週!!

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

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