紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

オーダーメイドキッチン工事!

2018年06月20日 | 家づくり。キッチン水廻りの話。

今日は雨の一日ですね。現場の大工さん職人さん達も雨に濡れながら仕事をやってくれておりました。感謝感謝です。(外の仕事をしてたわけではありませんが、結構雨きつかったですからね)

前回に引き続きA様家。

こちらのお家のキッチンはオーダーメイドの造り付けキッチン。普通キッチンはクリナップやタカラさんなどのメーカーのシステムキッチンが一般的。

もちろん色々と工夫されていますし最近はデザインも良いし全然良いと思いますし、弊社でも一番採用は多いです(システムキッチンでも色々ありますね)。ただもう少しこだわりたい!(使い勝手もデザインも。主にはデザイン面での要望からそうなります)となると、セミオーダータイプのキッチンか、オーダーメイドのキッチンとなります。

セミオーダーはわざわ座さんの木製キッチンで、扉等は弊社の大工さんが造るタイプ。それに比べてオーダーメイドは弊社の協力業者の家具屋さん(街の家具屋さん・ショップではありません)がつくるパターンとなります。

(ちなみに上の写真のキッチンはオーダーメイドタイプです。)

家具屋さんが作業場で造ってきた木製の箱を組んでいきます(こちらのリビング面も収納)

それから、

ステンレス屋さんで拵えたキッチンの天板も搬入。

形になりましたね。この端部の納まりなんかはプロ向け写真すが、色々な工夫がつまっていて、「やるな〜」とうちの大工さんと一緒に感心しておりました。どんな工夫か?は上手く説明できないのですが、こういう所はうちの大工さんも職人さんも大好きなんです。現場に居た電気屋さんも水道屋さんも組んでる所に寄ってきて、面白そうに覗き込んでいましたからね。

「類は友を呼ぶ」というか、なんか皆ものづくりが大好きな子供みたいで面白かったです。

オーダーメイドキッチンはステンレスの天板がすごく綺麗(端部の処理などが)だなといつも思います。システムキッチンでは万人受けする納まりを目指しますから、あまりないシンプルなスッキリした美しい納まりが出来ますからね。

こういう所の木とステンレスを同じ面に仕上げるのとかは、うちの家具屋さんはやっぱり上手い。これは大工さんではちょっと難しいですね。

最後に出来上がるとこう。

やっぱりキッチンが座ると、一気に家らしくなりますし、重心がでてぐっと落ち着いてきますね〜

どんどんと完成に近づいていきます。少々寂しい感じもしますが、ここから一気に仕上がっていきますので、気を抜かず職人さんたちと頑張ります。

ではではまた次回〜。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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