紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

格子・ガラリ

2014年09月26日 | 家づくり。窓の話

家づくり終盤戦の「仕上げ工事」へと突入した和歌山市のT様家。
この段階になりますと、建具屋さんで造られた木製建具も現場に入り、大工さんによって取付けられてきています。

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こういったスリットを設けた玄関ドアや木格子、そしてガラリ戸など、なかなか良い風情ですが、
こういった少し隙間をあけてそこから光や風などをいれる「すかす・空かす・透かす」という日本の伝統的な手法。

目隠ししながら風や光を入れたり、防犯だったりという実用的な意味合いもありますが、美しい光の入り方やもれ方、それ自身の垢抜けた見た目など、古来からの日本人の美意識ですね。

他にも、
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造付け家具などもどんどん施工されているわけですが、こちらはまた別の機会にじっくりご紹介いたします。

そうそう、
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こちらのお家の手すりは、お客様のこだわりもあって「ブラックウォルナット」という木で造っています。
板材を材木屋さんより入れてもらって、まずは角材にして、それから8角形(写真はここまで)に、あとは16角形、、、、、、、としていき最後は円の断面になるわけです。

こちらもまた出来上がったら紹介します。
「雰囲気のある」Goodな手すりが出来そうですよ~。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

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