家づくり終盤戦の「仕上げ工事」へと突入した和歌山市のT様家。
この段階になりますと、建具屋さんで造られた木製建具も現場に入り、大工さんによって取付けられてきています。
こういったスリットを設けた玄関ドアや木格子、そしてガラリ戸など、なかなか良い風情ですが、
こういった少し隙間をあけてそこから光や風などをいれる「すかす・空かす・透かす」という日本の伝統的な手法。
目隠ししながら風や光を入れたり、防犯だったりという実用的な意味合いもありますが、美しい光の入り方やもれ方、それ自身の垢抜けた見た目など、古来からの日本人の美意識ですね。
造付け家具などもどんどん施工されているわけですが、こちらはまた別の機会にじっくりご紹介いたします。
こちらのお家の手すりは、お客様のこだわりもあって「ブラックウォルナット」という木で造っています。
板材を材木屋さんより入れてもらって、まずは角材にして、それから8角形(写真はここまで)に、あとは16角形、、、、、、、としていき最後は円の断面になるわけです。
こちらもまた出来上がったら紹介します。
「雰囲気のある」Goodな手すりが出来そうですよ~。
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