紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

タイル張ってます!

2019年02月25日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

一昔前から家づくり現場で一番姿を消したのは「タイル屋」さんかもしれませんね。

昔は玄関だけでなく、キッチン、浴室、トイレ随分使っていたものですが、今は浴室はユニットバス、トイレのタイルもほぼ壊滅だし、キッチンもほとんどキッチンパネル。それに加えて弊社の家づくりでは、外壁や玄関はほぼ左官仕上げですから、登場すらしないことも多くなってきました。

確かに使いやすさや掃除のしやすさからは選ばれない面もありますが、美しさや風情はやっぱりタイルでしか出せない部分もあるんですよね。

弊社のお客様でも設計打ち合わせ時から「キッチン前は是非タイル張りで!」とおっしゃる方も一定数いらっしゃって、根強い人気もあるわけです。

結局、タイルが良い悪いではなく、色々な面を考え合わせてタイルが好きならどしどしお使いになればと思います。

さて、今日はそんなタイルをちょっとご紹介。

九度山町のO様家の現場でつい先日張っておりましたので。

タイルを張る前には、「タイル割り」といって、どのようにタイルを切ってつかうか考えます。(だって張る壁の大きさがタイルぴったりの幅や高さって事はありませんからね)

張る場所によって張る工法は違うのだけど、これ説明しだすとチンプンカンプンになるかと思いますので、まぁ丁寧にきっちりと張っていきます(笑)

そして床(薪ストーブ置く所)が仕上がると

こう。ええ感じですね〜。

O様家はまだまだ終わりません。

壁もあります。

壁の簡易の張り方は、手先の器用な凄いお客様ならDIYでも出来るのですが、張り上がると

やっぱりプロは綺麗ですね〜。

更に、初めの写真の緑色のタイルは、

キッチンの壁に張られました。寄りますと

なかなかおもしろタイルですね。

こうしてみると、やっぱりタイルにはタイルにしか出せない美しさがあって、もっと採用していきたいな〜と思えてきますね。

皆様は如何ですか?

今週で2月も終わっちゃいます。3月は工事が始まるお家も2件。更に見学会や撮影2軒、他にも色々と面白いこと楽しいこともたくさんあって、充実した月となりそうです。

毎日お客様皆様のおかげで一生懸命仕事をさせていただいていることに感謝をもって、今週も張り切ってまいります。よろしくお願いいたします!

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一枚板テーブル脚の位置? | トップ | 白熱! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ」カテゴリの最新記事