紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

リフォーム色々

2019年09月17日 | 家を建てる方に知って欲しい事。設計

今週位からいよいよ秋へ向けて進むでしょうか。暑さの辛抱ももう少しですね。

さて、今日はリフォーム工事のもようを。普段あまりお届けすることはないのですが、お陰様でリフォームや直しなども皆様に可愛がってもらっておりまして本当にありがたいことでございます。

リノベーションとリフォームの違いは、定義は様々あるでしょうが、弊社では間取りなどお家全体を変えるのをリノベーション。水回りや寝室など部分的な改造や、外壁、屋根、建具などの直しからトイレ・キッチンの修理などをリフォームとしております。

まず、和歌山市の水廻りリフォーム。昔お家を建てさせていただいたお得意様より、キッチン浴室などのリフォームのご依頼です。上の写真はキッチンバックの造り付け収納。家族構成なども変わり、ライフスタイルも変わって、使いやすく気持ちよくと。コーナーの開き方にかなりの工夫があるのですが、それはまた後日。やっぱり、造り付け収納はかなりの事ができるな〜とあらためて。

こちらは工場の床の全面リフォーム。機会の制御盤などを組み立てている工場なのですが、

こんな面白いものが床から突き出ています。ここにエアコンの温風を送り(ダクトでつなぎます)コンクリート土間下に床暖房を施しているのです。女性の方やお年を召した方などに優しい環境になるようにと。ここまで働く従業員の皆様の環境にお金をかける社長様に尊敬ですが、あとは冬にシュミレーション通りの性能が出ることを楽しみにして、工事終了です。

こちらはご紹介いただいたお客様。弊社で建てさせていただいたお家ではありませんが、台風時に雨漏りがするので修理。

板をめくると、

原因が分かってきました。20年ほど前に建てた工務店さんが「手抜き・欠陥工事」なんていうことはなくて、きっちりと仕事されているのですが、もう一手間をかけていれば良かったかなというレベルでしょうか。

「やっぱりココはこうしておかなければ年数経てば雨漏るんだな」というのが再確認できました。こっちは20年後に板をめくって偉そうに言ってる訳で、その当時の様々な条件など知りませんからフェアではありませんが、やっぱり押さえておくポイントというのはあって、そこを守らないと普通の雨では大丈夫だけど、台風になると辛いというのがありますね。

とは言っても、台風なんて下から上に雨降りますカラ、口で言うほど簡単じゃないんですけどね〜。こういう事はどんどん積み重ねていく経験が本当に大切だと思います。

めくってからしっかり防水を施して、新しい板を張り直した所。この上に塗装などを施して終わり。今月中には工事終わりますね。良かった良かった。

最後に今朝見せていただいた基礎。こちらも弊社のお家ではありませんが、雨漏りの修理でご縁を頂いたお家。庭掃除をしている時に基礎の割れを発見して。とのご相談。

まあこういう基礎の割れとかクラックとかはネットで見ると、色々な記述がありますし、実際ご相談している方や答えられている方もたくさん。

ネットなどでは様々なパターンを考慮にいれるのは不可能だから、教科書的な説明で類型的になるから、オーバーになるのは仕方ないんですが、やっぱり大げさですよね。

まあ、それはひどいのもあって早く直した物がいいのもあるでしょうが、あまり神経質になりすぎるのもオススメできません。お家は飾り棚に入っている道具や車ではなく、年月とともに変化していくものですから。(基礎の割れは年月とともにってわけではありませんが。まあ大きな話として)

色々と修理の仕方もありますから、あまりヒステリックになりませんように。(こちらのお客様が神経質になっているというわけではございませんので、あしからず)

こちらのお家もちょっと基礎屋さんと良い直し方考えて、全体的なチェックも後日したいと思います。

さて、今日は珍しくリフォーム現場の一部のご紹介でした。次回はリノベーション現場にまいりましょう。ではまた次回!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

 

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