紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

細部も着々と!

2018年05月28日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

皆様こんにちは。先週末は秋田岩手に出張しておりまして、随分暖かくなったとは言えそこはやっぱり東北。地元の方は「暖かくなったわ〜」とはおっしゃっていましたが、私にとっては夜は結構肌寒かったわけです。日曜のよる飛行機で関空に帰ってきますと随分と暖かい。やっぱし、日本は南北に長いんですね〜。(東北出張話はまた後日)

さて、現場。

こちらもお久しぶりになるでしょうか、和歌山市金龍寺丁F様家。

内部の大工仕事もぐんぐんと進み、細部の納まりも進んでまいりました。

だから、

玄関の靴を脱いで上がるところの式台も、お客様お好みの地松の無垢板で。(地松の板が今あまりないそうですね。ちょっと探してもらいました)

こちらは、トイレ手洗いカウンターに使うタモの無垢板(下)と、玄関の飾り棚(一輪挿しなどを飾る板)の桜の無垢板なども、作業場での拵えが終了。これから現場へ搬入して取り付けてまいります。

これはいつもと少し変わった窓枠。いつもはマガシロという堅い樹種の無垢板を使いますが、特殊な場所なので、ケヤキの無垢板を窓枠に使っています。やっぱりケヤキは良いですね〜。

最後に、和室入り口の鴨居(襖が通る上の枠)。右からも奥からも襖がしまってきますので、溝が直角に折れているのが分かると思います。

ということは、鴨居も2本のものがコーナーでぶつかって納まっているわけで、よくみれば分かると思いますが、斜めに接合されているのが分かるでしょ。

この斜めに接合されることを「トメ」などと呼ぶのですが、まあ皆様の想像通り、それなりに難しいわけです。今回は襖のガイドである溝もぶつかってきますから、そこもピタッと納まって一安心というところです。

さあ、大工さんの工事もあと二月弱というところでしょうか。ここからいろいろな部分が一気に形になっていきますので、お楽しみに!

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

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