皆様こんにちは。先週末は秋田岩手に出張しておりまして、随分暖かくなったとは言えそこはやっぱり東北。地元の方は「暖かくなったわ〜」とはおっしゃっていましたが、私にとっては夜は結構肌寒かったわけです。日曜のよる飛行機で関空に帰ってきますと随分と暖かい。やっぱし、日本は南北に長いんですね〜。(東北出張話はまた後日)
さて、現場。
こちらもお久しぶりになるでしょうか、和歌山市金龍寺丁F様家。
内部の大工仕事もぐんぐんと進み、細部の納まりも進んでまいりました。
だから、
玄関の靴を脱いで上がるところの式台も、お客様お好みの地松の無垢板で。(地松の板が今あまりないそうですね。ちょっと探してもらいました)
こちらは、トイレ手洗いカウンターに使うタモの無垢板(下)と、玄関の飾り棚(一輪挿しなどを飾る板)の桜の無垢板なども、作業場での拵えが終了。これから現場へ搬入して取り付けてまいります。
これはいつもと少し変わった窓枠。いつもはマガシロという堅い樹種の無垢板を使いますが、特殊な場所なので、ケヤキの無垢板を窓枠に使っています。やっぱりケヤキは良いですね〜。
最後に、和室入り口の鴨居(襖が通る上の枠)。右からも奥からも襖がしまってきますので、溝が直角に折れているのが分かると思います。
ということは、鴨居も2本のものがコーナーでぶつかって納まっているわけで、よくみれば分かると思いますが、斜めに接合されているのが分かるでしょ。
この斜めに接合されることを「トメ」などと呼ぶのですが、まあ皆様の想像通り、それなりに難しいわけです。今回は襖のガイドである溝もぶつかってきますから、そこもピタッと納まって一安心というところです。
さあ、大工さんの工事もあと二月弱というところでしょうか。ここからいろいろな部分が一気に形になっていきますので、お楽しみに!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます