紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

やっぱりプロですね!

2019年07月24日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

先日もお伝えいたしましたが、今月から大阪忠岡町と大阪某所で2棟リノベーション工事がスタートしています。

リノベーション工事はまず初めに解体工事です。解体というと古いお家を大きな重機を使って更地にするというイメージですが、当然リノベーション工事の解体は違います。お家の骨格を残して壊しますし、場合によっては残す壁残す天井があったり、傷をつけてはいけない柱もあります。

だから、グシャッと壊す解体とは工程もやり方も意識も随分違うわけです。

大阪某所A様家のリノベーションは弊社の大工さん達が解体工事を行っています。大工さん達はその後の工事が分かっていますし、常に「造る」人達ですし、更に弊社の大工さん達は丁寧な細かな仕事を常にしていますから、残す柱や梁などを考えて養生しながら壁や床天井などを上手く外していきます。

もう一方のやり方がコチラ。忠岡町のN様家は増築部の解体もありましたので、内部の解体も解体屋さんにお願いしています。

皆様が町中の解体工事で見る業者さんです。けれど先にも述べた通り、グシャッとの感覚でやられたのではたまったものではありませんから、どんな解体屋さんでもできるというわけではありません。いつも弊社の解体工事を行ってくれている丁寧な仕事で間違いのないF工業さんにお願いしています。

とは言うものの「造る」大工達とは違って、リノベーション後のイメージが当然出来ませんから、そこは現場で慎重にどの壁を残す。どの壁をとる。との打合せを何度も繰り返して(というのも解体を進めていくとどうしても取れてしまう壁なんかもでてくるので)解体を進めていただきます。

そして、

先程も述べたように、複雑に何度も増築工事が行わていましたので、それを母屋を傷つけないように上手く外していただきました。

前面道路も狭く、なかなかの難工事でありましたが、そこはさすがF工業さん。ご近隣の皆様の寛大なご理解ご協力を頂戴して

上手く解体工事も終わりました。

ここから劇的に変わっていきますので是非お楽しみになさっていてください。しかし、スピーディーに上手く解体をやっていただきました。本当に助かりました。やっぱりプロですね〜。

そしてまた初めのお家に戻って

こちらのお家はすでに増築工事部の工事に入っています。大変立派なお家ですから、それに負けないように、けれど上手く馴染むように。こちらのお家の内部空間もとても面白く居心地のよい空間となりますので是非お楽しみに。

リノベーションも新築も、家づくりって面白いですね〜。最高です!

ではではまた次回。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 完成した後も(表札&テレビ台) | トップ | 棟上げから1週間! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ」カテゴリの最新記事