紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

横に広がる→広くなる

2012年11月02日 | 家づくり。空間の話

今日の現場。

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A様家も床が張られ(この写真でも分かる様に、床を張った上に傷防止=「養生」のためベニヤを敷いていますよ)、天井の下地が出来てきました。
《天井の下地が出来た。というのは、「後はこの上(写真でいうなら下)に天井材を張ればいいよ。」とした状態の事。》

さて、この頃になると、大体の室内空間の感覚も分かってきます。
《もちろん、壁や天井が仕上がり、造付け家具やキッチンがつけば、もっと分かりますし、お客様達はそこまでいかないと分かり辛いかもしれませんが、、一応プロですから(笑)》

天井の下地が出来る前とはグーンと広さが違います。
この辺は実際現場で体感するとすぐ分かるのだけど、
写真でいってみますと、
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これが
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はい、こう。

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これが、
Pb010001_2





う~ん、写真じゃイマイチ伝わらないかもしれませんが(笑)
ホント現場に入った感覚は違うんですよ。

今までは天井のラインがなく、空間が上に間延びしていたというか、、、
そこに天井の水平ラインが出てきて、ぐっと空間が横=水平に伸びてきたから、広がりが感じられるんですね~。

これはそのまま仕上がったお家の空間でも同じ事が言えて、
天井高さが2m60㎝のお家と2m20㎝のお家、前者の方が広く感じるなんて事は全くありません。
そりゃ、様々なケース、そして工夫が施されているかによりますが、
きっちり考えられたお家は、後者の方が断然広く感じるんですね~。
(何も考えずに低いだけの天井は、せせこましくて最悪ですから、メーカーさんなどオーソドックスであまり細部まで拘らない所の場合は、天井高さが高い方が無難だと思います)

「天井は高い方がいい」って一般的には思われてるでしょうけど、そりゃちょっと違うんですよ~。

Pb010002









ちょっとナナメになっちゃってますが、、、
天井と開口部の雰囲気も大体分かってきました。

空間の広さなどに大きな影響を与える窓廻り。
バランスなども上手くいって(自分で言うのもあれですが(笑))、なかなか魅力的な開口部となりそうで、仕上がりが楽しみです~。

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