紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

現場は最終盤&洗い出し?

2012年10月31日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

さて、O様家もいよいよ最終盤。

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外廻りでは、道路からのガス管や水道の引き込み(必要ない敷地が多いですが)、更には敷地の外部の配管(排水・給水・ガス)などが行われています。
(排水などは基礎工事の後すぐする場合もありますけどね~)

この頃、内部では
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こんな造付け家具の最後の追い込みや、
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建具の吊り込み(入れ)などが行われていて、
それらもほぼ終了しまして、

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こんな感じであちらこちら納まってきております。
(ガラスなどは一番最後)

そうしますと、後は左官屋さんや塗装屋さんなど最後の仕上げに現場をゆずっていきまして、完成まであと2、3週間。
壁の色などはもうこの頃までお客様との打ち合せで決まっておりますが、タタミの縁の色、フスマ紙などホント最後の最後の所を決めていくのですね。

そうそう、こんな最後の仕上げ。
いつもついつい決め忘れそうになるのが、「洗い出し」

玄関土間などによく使う仕上げですね。
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こんな風に小さな石の質感が良い伝統的な仕上げですが、

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混ぜる石の種類、そして石の大きさ、によって様々な雰囲気があるし、作れるわけ。
こんなところを見てると、既製品の中からなんて事ではなくて、さすがの日本の伝統文化だな~と思わされます。
ただ、
やはり人の手ですから、その職人さんの上手さ勉強熱心さ、そして何よりセンスが大きく問われる所なんですね。

「こんな感じで仕上げたい!。お客様はこんな感じが良いって言ってるんだけど。」なんて話しても、全然違うサンプルが出来上がってきたらどないしよもないですからね。

となると、
家づくりの工事うんぬんというよりも、その前の施工&職人さんの体制づくり、そこで、もうほとんど勝負はついてるとも言えますね~。

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