紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

サミットの前にコンクリを!!

2019年06月24日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

こちらは堺市三国ヶ丘の現場でございます。

鉄筋と型枠が組み終わり後はコンクリートを打つのみ。

ちなみに今は木造の基礎は「ベタ基礎」という床下までコンクリートを打つやり方がほとんどにでなりましたが、弊社はさらにそこに一工夫で「一発打ち」というやり方をやっております。(特殊な場合では出来ないこともあります)

詳しくは「ベタ基礎一発打ち」とか「一体打ち」などで検索してくれればと思いますが、シロアリ対策には非常に有効ですので採用しています。

ただ一発打ちはコストだけでなく技術も必要ですから、なかなか昔はできなかったわけで、そこをここ10年前程度から弊社も出来るようになってきました。(もちろん一発打ちではなくてもきちんと施工すれば大丈夫なんですよ。あくまでも「より良い」ということです。だって敷地やいろいろな条件で出来ない場合もありますからね。うちの基礎は一発打ちじゃないかも。。なんてご心配はいりませんので。そもそも町中の工事現場でまず見かけませんので、あしからず)

一発打ちの特徴は、この「全くコンクリートが流し込まれていない状況で内側の枠が施工されている」ところです。普通は外側の型枠のみがたっている状態でコンクリートを打ってから内側の型枠を立てるのですが、そこはまた今度ご説明いたしますね。

それからコンクリートに埋め込んでしまう、アンカーボルトやホールダウン金物もしっかりと固定。

こういう事も大切なことですね。まあ、ただこういう細かな部分はきっちりとやる工務店はきっちりとやりますから、そこまで住まい手が気をつけて見なくても、今までのお付き合いや進み方できっちりされている工務店さんは大丈夫ですから、ご自身の目をお信じになってくださいませ。

さて、この鉄筋だらけ?の基礎に今日はコンクリートが打たれて(流し込まれて)おります。

大阪は今週のサミットに向けて現場にも影響が出だしております。生コンクリートもサミットの前後でとまりますからその前後もアチコチで混んでしまい、なかなか予約がとれない状況。

そのへん、うちの基礎屋さんは抜群の段取りとそこに間に合わす根性が素晴らしいので、今日の月曜日にコンクリート打ちをもってきてくれまして、そして明日少し現場に入ってからは今週はもう現場には入らずコンクリートを乾かして(コンクリートには乾かす期間=何もしない期間=「養生期間」が必要です)、サミットが終わって落ち着く来週から残りの工事をすすめていくという、ワンダフル&グレート&ブラボーな工事工程を組んでくれております。

はい。というわけで今日はここまで。今週も楽しみな事がたくさんありますので、サボらずアップしてきます〜

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

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