砂蜥蜴と空鴉

ひきこもり はじめました

無題(殺人)

2004年10月18日 | ログ
視界は逆巻き聴覚は急速に単音化してゆく。空は壊れたダムのように大粒の雨を降らせ/
体温は呆気なく危険領域まで低下してゆく。あぁ。どうしようもなく脳が告げる。終わり
だと。お前はここで死ぬのだと。告げる。断定する。助かる術はない。体中、どこもかし
こも故障している。肺は限界駆動で酸素を生産し神経系は頼みもしないのに身体の異常を
一秒の合間もなく伝達してきやがる。「がっ、はーぁあー」


蜥蜴「という文章が携帯のメモ欄に眠っていた」

空鴉「病んでますねー」

蜥蜴「BLOG FRIENDS #2に参加するか未定なんですがもし参加する事になった場合はどのネタがネタになるのか分からないので短文チックなのはフォーエバーに休眠予定です」

空鴉「前回は七つ全然違う話を書いて全部途中で自分の言葉に嫌になりましたからねー」

蜥蜴「しかもボツにした作品をブログに載せたらそっちの方が評判良かったという悲劇」

空鴉「そもそも、最近は掛け合いネタばかりで文章書いてませんよね」

蜥蜴「仕方ないじゃん。二行書くだけの方がコメント貰えるんだもの」

(オチなく暗転)

幕間 野菜スープと砂糖菓子

2004年10月18日 | ログ
『君の優しさは砂糖菓子だね。人はその甘さに満足するかもしれないが、彼らは決して真の幸せを手に入れられないだろう』

「なぜだい?」

『優しいだけの優しさなんて優しさじゃないよ。人はケーキだけ食べて生きてる訳じゃない』

「なるほど。だけど僕の砂糖菓子の優しさは君の栄養価の高い野菜スープよりも永遠に求められるだろうね」

『それはまた、どうしてだい?』

「人は必要なものより美味しいものを求めるからさ」