ルーティンの買物を済ませて冷蔵庫にしまったら、再出発。みのおトンネルを抜けて国道423を走る。昔々、バイクで走ったな。
どこ行くの?と聞いたら妙見山の方、と言ったので、てっきり妙見山に上るのだと思ったら、途中で横道へそれて、え?ここ上がるの?って道に入っていった。着いたのはりっぱな民家
山粋と書いてあるらしい。
立派な門を入ると
外にも席があり、
屋内に入ると、まず土モノ、というんだろうか、陶器がたくさん展示されている。ここは『コーヒーと器』のお店らしい。
靴を脱いで上がると、奥は床の間のある部屋、手前の部屋とぶち抜きになっているので広々感がある。うちの田舎の家や、親戚の家みたい。縁側にテーブルがふたつ、奥の方にもテーブル、真ん中におおきな座卓と手前には二人掛けの座卓。テーブル席は埋まっていたので二人掛けの座卓へ。隣には薪ストーブ(冬には稼働するのかな、外に薪が積んであった。)とロッキングチェア。
珈琲とサンドイッチを注文。私はアボカドチーズ、相方はハム卵。
具材がたっぷりで優しく美味しいサンドイッチだった。パンの種類も変えているようだ。本日のコーヒーはブラジルの深煎り、苦みがいい感じ。
シャンデリアだ。
すごく寛いでいる私。ロッキングチェア独り占め。
網戸越しだけどお庭を見る。
人気のお店らしく、お客さまは途切れない、店主さんは忙しく働いてはる。ご家族で営業されているようで、お嬢ちゃんがお母さんの傍にずっといるのだけど、おとなしくて可愛い、ええコやった。
我が家には珍しい土っぽい皿と鉢、四角い取り皿は家族分、かじや窯というところのもの。
会計を済ませて外に出る。お庭探索、ここは池だったのかな?
立派な大木
カフェの縁側席は硝子戸の向こう
広い敷地の境界だろうか、瓦土塀、これも立派だ。灯篭もいくつもあった。
おっと・・・これはちょい残念。
大きなおうち
来た時と同様、落ちそうな細い坂道を降りる。ちょうど納品に来ていた運送屋さんのトラックもたいへんやろな、お客さまが「降りれますか?大丈夫でしょうか?」と店主さんに聞いておられたので私も不安になっちゃった。(私は乗ってるだけなのに)
R423に戻る。
車にクーラーバッグと保冷剤を積んでたのはここへ寄りたかったからか。
何度か買ったことがある、山口納豆。イベント等にも出店されているし、道の駅などにも売っている。
いくつか買い込んで外に出ると顔ハメがあった。店舗奥に食事できるところがあって、何組かのお客さまが見えたけど、メニューまでは見なかったなあ、豆腐、納豆、揚げなんかの料理だろうな。
まだ昼過ぎ、妙見山に向かう。遠くからこれが見える。
山好きの友人や、シスターズのナオコ姉さんなんかはここは歩くんだろうな、私も歩きたい、けどなかなか厳しいかも。
府県境をまたいで撮る。
階段はきつそうなので、緩めの坂道を選ぼう。
伝わらないかもしれないけど、すごい斜度なのだな、これが。
歩道マップ。妙見山奥の院から下ったところが私が7歳まで住んでいた場所。
十字に切れ込みが入った形は日蓮宗のしるし。パッチワークのベツレヘムの星に似ている。
前にここに来たのはいつ頃だったろう?ケーブルとリフトに乗ったり、バーベキューやったりしたことはあったけど、お参りしたのって?でもこの景色は懐かしい。
やっぱり高いところにあるんやな。
カフェの看板、この奥にあるみたい。
星嶺、っていう信徒会館らしい。
こんなところから撮ってもまだ全体像は写せない。
だけどちょっと覗いたらバケツがあちこちに。雨漏りだな、これは。
ただいま閉鎖中らしい。
ガイドマップを見て帰りのルートを確認、妙見山を後にした。
帰り道、倒木やブルーシートが山ほどあった。台風や地震や、大雨や・・・あれこれあったものなあ。
妙見山の少し先にある、本瀧寺、ここへも来てみたかった。バイク寺というのは副住職がバイク好きだから、らしい。なのでライダーもいっぱい訪れるようだ。
おお、また坂道か。
そ、ここに来たかったのはこのカフェがあるから。
階段を上がるにつれて、なんだか大きな叫び声が聞こえてきた。
叫び声はこの奥から。案内板を見ると、水行をやっているようだ。
妙見山でもお参りしたけど写真アップを忘れてた。ここは忘れず撮っておこう。
カフェはこの奥に
なんかいいなあ、これ。
カフェは大人気で、順番待ちをして、カウンターとテーブルどちらでも、と書いたらテーブルが先に空いた。ここの薬膳カレーがどうしても食べたかったので、ランチでサンドイッチ食べたけど、シェアしてカレーを一つ注文した。この日、厚揚げは売り切れていて、揚げ玉ねぎをチョイス、っていうか最初っからそうしようと思ってたけどね。
真ん中、ハーレー和尚の・・・、副住職はハーレーに乗ってはるんか。
新しいメニューだそうだ。
メニューの表紙
カウンター、次々と新しいお客さまが訪れる。水行の人たちも。
カレーが来た。ちょっぴり和風テイスト、真ん中に湯葉、辛さは強くなくて、スパイスの香りはしっかり立って、揚げ玉ねぎが主張していた。美味しかった。
お供は能勢ジンジャーエールとラムネ
カウンターから見える風景、皆これが見たくて来るんだろうな。
行きは階段だったけど帰りは車もバイクも上がれる坂道を降りる。うちの車だけ見えるところに停まってるやん。
よく遊んだ。帰りはちょっとだけ高速に乗って、伊丹空港の管制塔を横目に見ながら。
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