ひな菊の丘から

カフェのハシゴ(とても長文)

7才まで能勢で育った自然児のわたし、故郷に帰るみたいな気持ちになるのでとても嬉しい。先週の土曜日、彼はこっち方面に行きたかったらしい。フリコンに行っちまってごめんよ。

ルーティンの買物を済ませて冷蔵庫にしまったら、再出発。みのおトンネルを抜けて国道423を走る。昔々、バイクで走ったな。



どこ行くの?と聞いたら妙見山の方、と言ったので、てっきり妙見山に上るのだと思ったら、途中で横道へそれて、え?ここ上がるの?って道に入っていった。着いたのはりっぱな民家




山粋と書いてあるらしい。



立派な門を入ると



外にも席があり、



屋内に入ると、まず土モノ、というんだろうか、陶器がたくさん展示されている。ここは『コーヒーと器』のお店らしい。



靴を脱いで上がると、奥は床の間のある部屋、手前の部屋とぶち抜きになっているので広々感がある。うちの田舎の家や、親戚の家みたい。縁側にテーブルがふたつ、奥の方にもテーブル、真ん中におおきな座卓と手前には二人掛けの座卓。テーブル席は埋まっていたので二人掛けの座卓へ。隣には薪ストーブ(冬には稼働するのかな、外に薪が積んであった。)とロッキングチェア。



珈琲とサンドイッチを注文。私はアボカドチーズ、相方はハム卵。



具材がたっぷりで優しく美味しいサンドイッチだった。パンの種類も変えているようだ。本日のコーヒーはブラジルの深煎り、苦みがいい感じ。



シャンデリアだ。



すごく寛いでいる私。ロッキングチェア独り占め。



網戸越しだけどお庭を見る。



人気のお店らしく、お客さまは途切れない、店主さんは忙しく働いてはる。ご家族で営業されているようで、お嬢ちゃんがお母さんの傍にずっといるのだけど、おとなしくて可愛い、ええコやった。



我が家には珍しい土っぽい皿と鉢、四角い取り皿は家族分、かじや窯というところのもの。



会計を済ませて外に出る。お庭探索、ここは池だったのかな?



立派な大木



カフェの縁側席は硝子戸の向こう



広い敷地の境界だろうか、瓦土塀、これも立派だ。灯篭もいくつもあった。



おっと・・・これはちょい残念。



大きなおうち



来た時と同様、落ちそうな細い坂道を降りる。ちょうど納品に来ていた運送屋さんのトラックもたいへんやろな、お客さまが「降りれますか?大丈夫でしょうか?」と店主さんに聞いておられたので私も不安になっちゃった。(私は乗ってるだけなのに)

R423に戻る。



車にクーラーバッグと保冷剤を積んでたのはここへ寄りたかったからか。



何度か買ったことがある、山口納豆。イベント等にも出店されているし、道の駅などにも売っている。



いくつか買い込んで外に出ると顔ハメがあった。店舗奥に食事できるところがあって、何組かのお客さまが見えたけど、メニューまでは見なかったなあ、豆腐、納豆、揚げなんかの料理だろうな。



まだ昼過ぎ、妙見山に向かう。遠くからこれが見える。



山好きの友人や、シスターズのナオコ姉さんなんかはここは歩くんだろうな、私も歩きたい、けどなかなか厳しいかも。



府県境をまたいで撮る。



階段はきつそうなので、緩めの坂道を選ぼう。



伝わらないかもしれないけど、すごい斜度なのだな、これが。



歩道マップ。妙見山奥の院から下ったところが私が7歳まで住んでいた場所。



十字に切れ込みが入った形は日蓮宗のしるし。パッチワークのベツレヘムの星に似ている。



前にここに来たのはいつ頃だったろう?ケーブルとリフトに乗ったり、バーベキューやったりしたことはあったけど、お参りしたのって?でもこの景色は懐かしい。



やっぱり高いところにあるんやな。



カフェの看板、この奥にあるみたい。



星嶺、っていう信徒会館らしい。



こんなところから撮ってもまだ全体像は写せない。



だけどちょっと覗いたらバケツがあちこちに。雨漏りだな、これは。



ただいま閉鎖中らしい。



ガイドマップを見て帰りのルートを確認、妙見山を後にした。



帰り道、倒木やブルーシートが山ほどあった。台風や地震や、大雨や・・・あれこれあったものなあ。



妙見山の少し先にある、本瀧寺、ここへも来てみたかった。バイク寺というのは副住職がバイク好きだから、らしい。なのでライダーもいっぱい訪れるようだ。



おお、また坂道か。



そ、ここに来たかったのはこのカフェがあるから。



階段を上がるにつれて、なんだか大きな叫び声が聞こえてきた。



叫び声はこの奥から。案内板を見ると、水行をやっているようだ。



妙見山でもお参りしたけど写真アップを忘れてた。ここは忘れず撮っておこう。



カフェはこの奥に



なんかいいなあ、これ。



カフェは大人気で、順番待ちをして、カウンターとテーブルどちらでも、と書いたらテーブルが先に空いた。ここの薬膳カレーがどうしても食べたかったので、ランチでサンドイッチ食べたけど、シェアしてカレーを一つ注文した。この日、厚揚げは売り切れていて、揚げ玉ねぎをチョイス、っていうか最初っからそうしようと思ってたけどね。



真ん中、ハーレー和尚の・・・、副住職はハーレーに乗ってはるんか。



新しいメニューだそうだ。



メニューの表紙



カウンター、次々と新しいお客さまが訪れる。水行の人たちも。



カレーが来た。ちょっぴり和風テイスト、真ん中に湯葉、辛さは強くなくて、スパイスの香りはしっかり立って、揚げ玉ねぎが主張していた。美味しかった。



お供は能勢ジンジャーエールとラムネ



カウンターから見える風景、皆これが見たくて来るんだろうな。



行きは階段だったけど帰りは車もバイクも上がれる坂道を降りる。うちの車だけ見えるところに停まってるやん。



よく遊んだ。帰りはちょっとだけ高速に乗って、伊丹空港の管制塔を横目に見ながら。

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