「今日、お休みですよね？一緒にランチいかがでしょう？」ご近所に住む、Yこさんからのお誘い。彼女はうちのほん近所に住んでいるのだが、「持ってる」ひとなのだ。私と相方だけでも、まあビックリするくらいひんぱんに出会う。仕事帰りの時間帯が近いので、帰りに会うのはまあいいとして、私が実家に行こうと裏道を歩いてたら向こうからバッタリ、とか休日にお気に入りのお店にランチに行こうとしてたらバッタリ、だとか。実は他にも色んな所で色んな人に会うらしい。
そんな彼女からのお誘いに否やはなく、ちょうどお昼に駅前で待ち合わせすることにして、私は用事を次々済ませた。支払いも本屋に買い物も終わって、銀行にも寄って、更に久しぶりに実家にも顔を出し、先日炊いた新生姜の佃煮を渡して、しばらく母と喋ってから待ち合わせ場所へ。
てっきり踏切の向こうから現れると思っていたそうで、ちょっと驚いたY子さんと一緒にお昼を求めて歩き出した。いつも行く天座は、ふたりとも1週間以内に行ってたので、この日は別の場所を探して歩く。アーケードが無くなった商店街に、お店はたくさんできているけど、ほとんどが夜賑やかになる場所。自粛期間中はテイクアウトを用意して、お昼も開いてたんだけどね、と言いつつ、そのテイクアウトでもお世話になったカフェに入る。その向こうの中華料理店には、彼女も行ったことがあるとのことだったので、初めての店にチャレンジ。
この日のランチ、メインはハモの天ぷら。季節柄ちょうどいいじゃない。
店内には私たちふたりだけ、でもテイクアウトのお弁当は何人もの人が取りに来ていた。人気店なのだなあ。
良い笑顔。
中身は盛りだくさん、そして野菜の種類が多い。ヘルシーだけど飽きさせない、見習わなくては。メインはハモ天の野菜あんかけ、お味噌汁にはキャベツが入ってた。野菜サラダのドレッシングも自家製かな、美味しかった。小鉢にはパプリカと何か（忘れた）の胡麻和えのようなものと、茄子とじゃこと茗荷だったかな、和え物と、お漬物。ご飯は選べるので、二人とも玄米ご飯にした。
久しぶりだったので、がっつり、しっかりお喋りした。食後はコーヒーも頼んで、かなり長居したが、あかんかったかなあ・・・。お隣のテーブルに後で来られたのは、ランチをビールで楽しんではった女性二人連れ、カウンターにもお客さまがいてはったけど、少し距離があったし、私とY子さん、ふたりが大丈夫だったら大丈夫のはず。だってねえ、久しぶりに会ったら話、弾んでしまうもの。
不自由な時代がいつまで続くのか、ワクチンさえできれば安心なのか、それともずっとこれに近い状況と付き合って行かなければならないのか。先は見えないね、でもほんとにたまのお喋りランチ、やっぱり諦めるのは難しい。
