予定の入ってない土曜日は珍しいのですが、この日はバッチリ空いてたので、お誘いいただいてたライブに行きました。幼馴染で同級生で中学から一緒にやっている、というユニットのライブ、しかも隣町のライブハウス。
暑いけど徒歩で行きました。到着したら、店の前で誘ってくださったＦ島さんにバッタリ。同い年やけど敬意を評してさん付け。
サイモンとガーファンクル、ですよ。私の引き出しにはあんまり入ってない。もちろん有名曲は知ってるけど、めちゃ知ってる、ってほどでもないし、大丈夫やろか・・・。実は、彼らのライブは二度目です。前回は自分のライブ前の慌ただしい時間でしたが、堪能して帰った様子がこちらにあります。2年前の4月だったようです。
今回は、一部と二部の間にゲストの出演があるそうです。そして、一部はあまり有名じゃない曲を多くしました、とのことでした。
例によってスマホにカタカナで曲名や思いつくことを記録しながらの鑑賞です。既に客席はいっぱい。何とか滑り込んだのは女子会仲間の隣の席。カウンターには中・高の同期もいました。でもあとは全く知らない方ばかりです。
始まりました。汗っかきのF島さんと身体をつくりすぎて体脂肪が8％だというＫ崎さんのデュオ。At the ZooからBleecker Street、ニューヨークの少年、やっぱり有名じゃない曲なのですね。あまり聴いたことない気がする。でも、前の席の方の唇はずっと動いていました。
Ｋ崎さんがギター弾きすぎてよく指がつる、というので、芍薬と甘草がええねんで、と教えたらすぐ買ってきて、ＯＳ１もいいと言うたらリハ中に1本半飲んだ、とＦ島さん。ええこと聞きました。私も最近足がよくつります。夜中なんて最悪です。なので甘草と芍薬、漢方の薬局で売ってるんかな？でもＯＳ１は、平常時はとてつもなくマズイと聞いたのでやめとこ。
数曲（エミリーエミリーとか）の後、ポール・サイモンのソロのDuncanと、これは有名な コンドルは飛んでいくに篠笛の方が入って、ちょっとエキゾチックな感じになりました。
この方は、後でピアノとデュオでも演奏されました。
席がいっぱい（始まってからもどんどんお客さまが入ってこられた）で、元の席に戻れなくて篠笛の方はそのままステージ後方に残って聴いておられました。またふたりの演奏です。
ギターも時々持ち替え。
明日に架ける橋で一部は終了、ゲストタイムに入ります。先ほどの篠笛とピアノ、一緒に写らなくて、しかもブレブレでごめんなさい。フォレスティックスというユニット。
それぞれのオリジナルを演奏されました。
続いてもうひとつのゲスト、男性フォークデュオの わっと・おい のお二人。
トムジェリ（と最近は呼ばれてるらしいです。）のお二人とは、数年前まであったおやじバンドコンサートのお仲間だとか。高槻でやってたやつだと思うのですが、違うかな？
1曲だけニールヤングの曲を英語で、でもふだんは日本のフォークが多いそうで、横浜ホンキートンクブルースと『言葉にできない』を歌われました。以前ライブ中に倒れられ、今もまひが少し残っているとおっしゃってましたが、力強い歌もギターも、リハビリの賜物だと思えばたいへんな努力をなさったのだろう、と感動してしまいました。
そして、休憩なしはさすがに無理でしょ、とここで10分ほどの休憩があり、二部が始まりました。お二人、ユニフォームで登場です。
二部はさすがの私も知ってる曲ばかりで良かった。kathy's Song、Mrs Robinson、四月になれば彼女は、America、真冬の散歩道、と続きました。
客席も一緒に口ずさんでるひと多数。もちろん、スカボロー・フェアもありました。この歌を日本語でレパにしてるロケット姉妹ユキさんの顔が浮かんできて、そうや！また秋にご一緒できるんや、って嬉しくなったり。
ギターにぶら下がってるこれは、多分ねずみ、と思ってたけどようやく姿を現してくれて嬉しいJerryちゃん。
The Sound of Silencs , Boxer , Old Friendsと続いて
アンコールは僕とフリオと校庭で、で終了。午後７時に始まって約3時間、みっちり濃い時間を過ごしました。
中学生時代に既にステージに上がってはったらしいので、すごいキャリアです。もちろんバリバリ働き盛りの間は全然一緒にやってなかった、と言われてましたが、一途にＳ＆Ｇを追いかけてはるのは本当に素晴らしいと思いました。また行きますね。
会場のこのお店、私は初めてお邪魔したのですが、ブルーズ系のお友だちがいつも写真をアップされてて気になってたのです。マスターにお話を伺ったら、ゴリゴリの演歌以外大丈夫です、って言わはったんで、いつか私らもライブさせてもらえたらいいなあ、と思いながら帰ってきました。トムジェリのおふたりの故郷でもある庄内に、ええお店があるやん。
そうそう、中学の同級生以外知ってる人はいない、と思ってたけど、かつてブッキングライブでご一緒した、こちらもＳ＆Ｇを演奏するユニット、めん100のお二人とまたお会いできたのも楽しい夜でした。
