当日は、あいにくの冷たい雨。でも、会場のオッピドムは、５つのユニット、６組のご夫婦で賑やかでした。
トップバッターは、初参加の『Singout』、これってバンド名として成り立つの？なんてマスターに突っ込まれながら。というのも、マスターの大学の後輩さんたちなのだそうです。ＰＰＭのナンバーを演奏されました。
「さて、この中の誰が私の夫でしょう？」というクイズでは、正解者が出なかったというハプニングもありましたが、
応援に駆けつけたサークルの先輩の笑顔は、メンバー皆さんへの、何よりのエールとなったことでしょう。ご近所にお住まいの方もあるそうなので、今後常連への道まっしぐら、かな？次回もぜひご一緒したいと思います。
マスターにお願いして２番手をゲットしたデイジーヒル。恐らく相方が、 you tubeに動画をアップするのではないか、と思うので、写真は割愛です。（っていうか、動画から静止画を貼り付ける術を知らないのですわ。）
今回は、いえ今回も、夫婦の日にふさわしい曲を探してくることができなかった私たち。苦肉の策、でママシリーズをお届けしました。唯一夫婦の日にピッタリのレパートリーは、なんと歌詞カードを忘れてくるという情けなさ、でありました。数々の不備は愛嬌でごまかせたか・・・いや、ダメでしょうね。反省、反省。
三番手は、直前エントリーだったそうです。Ｎ村さんとkiyoさんのカップル。前回欠席したので、オッピドムのレポートで見ただけなのですが、Ｎ村さんのお父さまがバイオリンを弾き、お母さまが日舞を踊られたとか。今回も、同じ組み合わせでの登場でした。
カメラを相方の近くに置いていたため、ご両親の写真がないのが残念ですが、こんなkiyoさんの表情で、雰囲気が伝わるんじゃないかな、と思います。
ちょっと緊張されてたみたいですが、丁寧に歌われていたのが印象的でした。
こんな風に顔を見合わせて、ほんまに｢いい夫婦」って感じですよね。
さて、こちらも初登場です。AKI & SMILYとマスターが名づけられました。ユニット名はまだないそうです。AKIちゃんとは、マスターのヴォーカル教室のお仲間です。SMILYさんは、岡町ジャムの常連さん。二人別々のステージは、何度か見たことがありますが、揃っての演奏は初めてなのでとても楽しみにしていました。
IIIrd Tyme Outのラッセル･ムーアが大好き、というAKIちゃんの選曲は、私の範疇にないものばかりでしたが、へえー、そうなんや、っていちいち納得しながら聴いていました。このバンドは聴いたことがなくて不勉強なんですが、１曲、なぜかコーラスが口をついて出てきた歌があって、ずっと何だろう、と考えていました。後で相方に聞いて納得しました。ウィットスタイン・ブラザーズのアルバムにあった、Rose Of My Heartでした。
秘密兵器、SMILYさんの歌でした。
この夏、お嬢さんも一緒にアメリカに旅行し、ミシガンのフェスに参加してきたそうです。その時のお話も色々出ていました。実は、このMilanフェスは、私たちが２０数年前に新婚旅行で行ったフェスでもありました。その当時からは、主催など変わっているのかもしれませんが、会場はそのまま、場内を走るシャトルトラクターも健在だったそうで、何か嬉しかったです。
さて、いよいよ大トリです。とはいっても、こちらもこのイベントは初参加。西宮のご夫妻、Rakkanです。２０年近くも、ブルーグラスのシーンから遠ざかっていたＯ野さんが、偶然ネットで見つけたライブハウスが、ここオッピドム。復活のその記念すべき日に、うちの相方も偶然同席していました。Ｏ野さんは、大学時代のお仲間と、またバンドを組んで演奏されるようになり、奥さまのたんちゃんも、徐々に復帰。ついに夫婦ユニットとしてライブ活動も始まりました。
昔から大好きなたんちゃんの歌、憧れていたＯ野さんのギター、私のツボにはまらないはずがありません。
たったひとつ、残念だったのは、コーラスが付かなかったことです。終わってから、お客さまで来て下さったなおこさんと（なおこさんの旧姓がＯ橋さんだということを、この日初めて知りました。後輩さんたちのおかげで。）揃って、｢コーラスないのは惜しいよねえ」｢私なんて、客席でハモってましたよ。」と言い合っていました。どうもＯ野さんが付けてくれないみたい。ぜひぜひお願いです。次は二人の息のあったコーラス聴きたいです。
この日のイベントも無事終了。もっと宣伝してたくさんのお客さまに聴いていただきたかったなあ、と思いましたが、ま、それはこの次にがんばりましょう。
男性軍は楽器談義に忙しく、女性軍はかしましくお喋りに興じました。
お嬢さんが眠くなってしまったSMILY家が帰られたのが残念でしたが、うちとRakkan、マスターとなおこさんの６人で、ささやかに打ち上げしました。テーブルが男女別だったので、家のこと、子供のこと、もちろん音楽のこと、とあれこれ話しているうちに、気づいたらえらい時間になっていました。雨も降ってることだし、とタクシーに乗って帰宅しました。あー、次の日が休みで良かった。
