最寄駅を間違えて、『天満に着いたよ~』って電話したら、『そこからやとだいぶ遠いので、地下鉄に乗ってください』と言われました。でも、もともと歩くのは好きなので、(それに地下鉄ひと駅分天神橋筋を歩くほうが楽しいですし)てくてくと歩いて行きました。途中まで、ダーリンのS田くんが迎えに来てくれて、周りの建物の説明なんかを聞きながらお宅へ到着。
相方の予想に大きく反した、とっても昭和なお住まいでした。(私は案外そんな感じかも、って思ってました。)玄関は電動シャッター、全般的に襖も畳も彼らビッグカップルにはちょっと小さめ、でも堀ごたつのリビングは過ごしやすそう。大通りから少し入ったところなので、とても静かです。お隣は空家でその向こうは工場なので、音も出し放題、とか。(あ、こんなん書いたらS田ギターファンの皆さんが押しかけてジャムしそう、ヤバイかも。)
Mゆっきの手料理をご馳走になりました。大根が味しみしみで美味しかった~。
サラダにはレーズンがいいアクセントです。
しゃぶしゃぶでもお刺身でも、と。どっちもいただきました。
いい写真でしょ?この後、お刺身にわさびたっぷり付けて、Mゆっきが食べるのかな、と思ったら、S田くんの口に持って行きました。彼も「あーん」って口を開けてとてもスムーズな動き。いっつもやってるんやろなあ。
キルトが遅くなったのと、何かひとつふたりで使ってもらうものを、と悩んで箸置きを選びました。本当は音符とト音記号のすてきなのがあったのですが、お値段もとってもよろしくて、それは諦め、ご夫婦の和、ってことで輪っかの形の錫製をチョイス。
お酒も自分たちの好みのを持参しました。日本酒、ってメールに書いたからこのメニュー(お刺身とお鍋)になったのだそうです。
Mゆっきは箸置きコレクターなんですって。この日は輪島塗。輪っかもコレクションに加えてもらえて嬉しそうです。
S田くんのごく初期の作品、まだシリアルナンバーも付いてない頃のものだそうです。マニアにはたまらんやろなあ。
辺りはとても静かなところで、あちこちに昭和が残っていました。少し歩けば天神橋筋、天満宮もすぐそばです。古いものの良さと新しい感性が、きっとまたすてきな楽器を、音楽を育ててくれるんだろうな、と思いました。
キルトの写真はこちら。
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