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ワイルドサイドをほっつき歩け: ハマータウンのおっさん

2021年04月20日 | 読書

本書の第一章はPR雑誌誌「ちくま」に掲載されていましたが、

広島で購入しようとしましたが、書店ではないと言われました。

 

本書に登場する人物は英国の世代では「ベビー・ブーマー」、1946年から1964年までに生まれた人々です。

自分も1951年生まれですから「ベビー・ブーマー」世代です、

この時代は高度成長期で何かにつけて優遇された時代です。

著者はポール・ウィリス著「ハマータウンの野郎ども」を意識しておられ、

 

ワイルドサイドをほっつき歩いてきた、人たちの現在の英国での状況において度の様に生き延びてきたか、

著者は鋭く解き明かして行きます。

著者は表現方法において色々な意見があるみたいですが、自分は好きなライタ・コラムニストです。

それはこの本の中でも音楽が絶えず同居していて、

著者の音楽はサブカルチャーであり、

UKパンクは階級闘争の象徴であるとも思っていると感じています。

著者は階級闘争を念頭に置いて労働者がなぜEU離脱を容認したかの心情を語られています。

それは英国だけの話でなく、日本でも同様の事が起っていると思います。

しかし、英国民が大酒飲みであるとの認識はありませんでした。

特にビール好きとはウィスキー派であると思っていました。

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