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女帝 小池百合子

2021年10月14日 | 読書

第52回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品、「女帝小池百合子」を読みました。

筆者石井妙子さんは虚像である小池百合子の実像に迫るため3年半の歳月をかけて迫りました。

この本を読むまでの小池百合子については厚化粧でやたらとマスコミに登場して受け狙いの発言がある軽薄な政治家である思っていました。

本書を読んで唖然としました、厚化粧はアザを隠すためであり、そのことさえ売りとして発言しています。

舛添要一との交際関係があったとのことで、前都知事、現都知事と似た者同士を選んだ東京都民の軽薄さにはため息がでます。

読んでいて引っかかるのはトランプ前大統領です、彼は資産家でありますが、

テレビのバラエティー番組のコメンテーターとして出演したことにより視聴者受けするにはどのようなコメントが受けるか、

テレビ報道の裏側を知ることにより、マスコミ操作方法を学んだようです。

このことは小池百合子とオーバーラップします、彼女もテレビの報道番組で同様の事を学んだことを本書にも書かれています。

自分の言ったことについて都合が悪くなると知らんぷりをして報道されるとフェイクニースと報道機関を攻撃します、

絶えず敵を作り攻撃することにより大衆受けすることを狙います。

コロナ対策でも同様です、危機管理の能力のない小池百合子は具体的な対策を取ることなく、政府を攻撃しているばかりです、

トランプに行ってはコロナに汚染されてしまいました。

似た者同士の二人ですが、アメリカ国民はトランプ前大統領にノーを付けましたが、東京都民は彼女を再選しました。

本書を東京都民とテレビ報道機関の皆様に読んでいただきたいお思いました。

 

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