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サラリーマン球団社長

2021年10月20日 | 読書

昨年発売された本書を読みました。

 

 

当初、筆者の読売巨人軍について書かれているのか思いましたが、

元阪神タイガース球団社長野崎勝義さんと広島東洋カープ常務取締役球団本部長鈴木清明さんの球団奮闘記でした。

鈴木さんについては広島では知られた方で、本書を読むまだその奮闘ぶりを知ることが出来ました。

広島東洋カープのオーナー兼社長の松田元は広島ではダメ社長で有名です。

鈴木さんが広島東洋カープから退社されたら今後、広島東洋カープがどうなるか心配です。

本書には各球団オーナーのダメぶりが書かれておりますが、阪神タイガースの故久万俊二郎オーナーのダメぶりにはあきれました。

球団と本社の関係が正常でないのであれば、サラリーマン球団社長は手の内余がありません。

そんな中での野崎勝義さんの奮闘ぶりには頭が下がります。

こんな人がトップであった阪神電気鉄道が阪急電鉄に吸収されてしまいます。

特にオーナーが選手の好き嫌いから球団幹部にするのは最低です。

野球は夢を売る商売です、日本の野球を発展させるためにもオーナーに野球愛がないのであれば、

いくらサラリーマン球団社長が奮闘しても続かないのではないかと思いました。

 

 

コメント
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