世界の艦船の12月増刊号は米潜水艦「ヴァージニア「級についてです。
「ヴァージニア」級の建造経緯と米潜水艦部隊の位置づけ、
将来展望と原潜建設計画についてこれまで各氏が掲載した内容をリファインしています。
技術的特徴について船体」「機関」「兵器・センサー」についも同様です。
一番知りたいのは米潜水艦部隊のオペレーションですが、これは秘密事項が多いので岡部さんの推測が展開しています。
米潜水艦(SSN)の基本は空母打撃軍の前方展開、
ロシア、中国のSSBN監視、
ロシア、中国の潜水艦基地の監視、情報収集です。
マルチタスクとして「特殊部隊支援」「対地攻撃」です。
自分が思うには「ヴァージニア」級はこれまでの原潜建造においてもコストと性能においては大変優れた原潜であると思います。
そしてハード部分の交換とソフトのバージョンアップが行われており、
これは現在の「アーレイ・バーク」級駆逐艦に通じるとこであると思います。
課題は将来展望です、特に「SSGN」への移行は本欄の「SSN」との併用は不可能であると思います。
それであれば、「コロンビア」級の簡易版からの移行の方が良いのではないかと思います。
でも、これも現在の造船所の建造計画から考えると難しい所かもしれません。
それであれば「ヴァージニア」級の「SSGN」は専用とするべきではないかと思います。
ヴァージニア級 は,米海軍最新の攻撃原潜で,最新の兵装を備え,
在役中の炉心交換が不要な新型原子炉を採用するなど,
経済効率に優れた攻撃原潜であり、これからも改良型が建造されて行くことと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます