MUSIC&SHIPS

音楽と船の日記

ジャズエイジA TOUCH OF JAZZvol.10

2020年01月11日 | music
No.1” Touch of JAZZ 楽譜と即興と” 楽譜のある音楽とジャズとの関係



講師 藤井政美
出演 Carrefour Saxophone Quartet
     久保田麻里 宮田麻美 前田悠貴




JAZZサックス奏者の藤井政美が講師で開催される
ジャズエイジ  A TOUCH OF JAZZ vol.10 
No.1” Touch of JAZZ 楽譜と即興と” 楽譜のある音楽とジャズとの関係の公演に参加しました。
以前より何回か開催されていましたが、機会がなかったのですが、初めて参加します。
藤井さんはこのような市民向け講座も行われており、ライブハウスでのMCも大変上手で、
何時も分かりやすく曲内容とか解説されていています。
今回はJAZZの成り立ちからクラッシクとの違い、ロックとの違い等を分かりやすく解説されていて、
相変わらず上手だなあーと感心しました。
特にアメリカンアフリカについては自分では分かっていたつもりでしたが、
アフリカと一口に行っても部族が違えば言葉も違い、部族間の対立もあるので、
奴隷として連れてこられた時に彼らが一つとなって音楽を作っていたわけではない事と
スペイン、フランス、アメリカと植民地の支配する国もさまざまであったことと
複雑に入り組んでいったこと、楽器はヨーロッパで作られてものであり、
その辺の入り組んだ内容を分かりやすく解説されました。
そして実際の演奏でクラッシク演奏とジャズ演奏の違い、
楽譜とジャズの関係について実演で解説され。
ジャズといえばアドリブ(即興)、その場で作り出すもので楽譜は無いとされています。
その一方、クラシックは楽譜に忠実。
楽譜を中心に音楽を考えるクラシック出身の音楽家とともに楽譜のあるアンサンブルで、
いかにジャズ的要素を持ち込んで音楽を作りともに Swing するか?
前田さんが言われていた、ジャズのグルーブ感を楽譜では書けない感覚についてのお話は納得できます、
ジャズは共に演奏してその感覚を養っていくのですが、
でもクラッシク演奏者は基礎が出来ているので、応用力は高いとのことです。
でもこの感覚を感じる人と、感じない人とではここで道が分かれるのかなとも思いました。
また、楽譜を追って演奏されるのですが、
クラッシクでは演奏しない時でもリズムは絶えずとっているとのことで、
ジャズでは演奏しない時にどこかに行ってしまう人もいるのでこの辺も面白いと感じました。
次回はNo.2” Touch of JAZZ with ライブコンサート”です。



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