船と音楽の時間
船と音楽を愛する男の日記
第18回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝者である、
ブルース・リウさんのピアノ・リサイタルに行きました。
ブルース・リウさんは中国系カナダ人で、現在はダン・タイ・ソンに師事しされています。
久々のクラッシックピアノは何時も聞くジャズピアノとは違い、
音の響きが新鮮であり、ピアニッシモからフォルテまでの音域は違います。
上野学園ホールのフルコンはスタインウェイ、カワイ、ヤマハですが、
ブルース・リウさんはショパンコンクールで史上初めてファツィオリで優勝されました。
今回のリサイタルではファツィオリを持ってこられました。
ファツィオリのピアノが好きなジャズピアニストに西山瞳さんがおられます。
自分も初めて生で聞きました、
ファツィオリのピアノ良さが表れたのは
ショパン:モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の
お手をどうぞ”の主題による変奏曲 変ロ長調 ではないかと思います。
繊細なピアノタッチと単音の響きが良かったと思いました。
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送」は最も激しく惹かれるのかと思いましたが、
意外と控えめではないかと思いました。
しかし、最後の演奏曲目
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想は聞かせてもらいました。
アンコールはショパンを3曲も演奏されて締めくくられました。