仕事が休みの日曜日の朝は、ゆっくりとコーヒーを飲みながら、新聞の見開き1ページの書評欄を読むのがたのしみです。
今日目を引いたのは、嵐山光三郎著「悪党芭蕉」
この作家は名前だけで作品は読んだことがない。
書評は「高樹のぶ子」氏。
この作家は、デビューのころから単行本になったものはほとんど読んでいます。
ほとんどが若い女性が主人公の小説で、どれも似た透明感のある雰囲気の主人公です。
この本の作者は芭蕉といえば「古池や蛙飛び込む水の音」と誰も思い浮かべるが、これは写生ではなくフィクションだと発見する。
蛙は水音など立てないというのだ。
芭蕉のフィクションの力ゆえ日本中の人が池に飛び込む水音を聞いたような気になったのだという。
芥川は芭蕉を「大山師」と言ったのはそういう意味があったのだろうか。
彼の男色は反ワビ、サビであるがこれは俳句愛好家の間では禁句となっていたようでそういう意味ではダ・ヴィンチ・コード芭蕉版かと高樹氏は書いている。
この本の作者は、決して芭蕉の悪党ぶりをあぶりだしているのではないのは言うまでもない。
今日は他にもまだ落合恵子氏の「絵本屋の日曜日」とか興味深いものが何冊かありました。
しかしそれにしても、本が高すぎ・・・大切に保存して何度も読むような本ならいいけれど・・
というわけで私は図書館に新刊書のリクエストを出して、買っていただくと真っ先に連絡が来るのでそれまで待つのです。
今日目を引いたのは、嵐山光三郎著「悪党芭蕉」
この作家は名前だけで作品は読んだことがない。
書評は「高樹のぶ子」氏。
この作家は、デビューのころから単行本になったものはほとんど読んでいます。
ほとんどが若い女性が主人公の小説で、どれも似た透明感のある雰囲気の主人公です。
この本の作者は芭蕉といえば「古池や蛙飛び込む水の音」と誰も思い浮かべるが、これは写生ではなくフィクションだと発見する。
蛙は水音など立てないというのだ。
芭蕉のフィクションの力ゆえ日本中の人が池に飛び込む水音を聞いたような気になったのだという。
芥川は芭蕉を「大山師」と言ったのはそういう意味があったのだろうか。
彼の男色は反ワビ、サビであるがこれは俳句愛好家の間では禁句となっていたようでそういう意味ではダ・ヴィンチ・コード芭蕉版かと高樹氏は書いている。
この本の作者は、決して芭蕉の悪党ぶりをあぶりだしているのではないのは言うまでもない。
今日は他にもまだ落合恵子氏の「絵本屋の日曜日」とか興味深いものが何冊かありました。
しかしそれにしても、本が高すぎ・・・大切に保存して何度も読むような本ならいいけれど・・
というわけで私は図書館に新刊書のリクエストを出して、買っていただくと真っ先に連絡が来るのでそれまで待つのです。
その絵は、人によって違いますし、経験によっても違いますが、
その作業は、右脳と左脳をフル動員します。
近頃の子供が(これを言い出すと歳かな)他人のことがわからないのは、本を読まないからかもしれませんね。
漫画は最初から絵になっているので、能力は育ちません。
ちなみに算盤は、数字を絵で考えるという、すばらしい先人の知恵です。
勉強に弱い子に教えるのはすごく大変だけど、何倍もかかるけれどなんとかできるようになってくるので、数字の具象化ってことなのかなって思います。
わたしの頭の中にもそろばんの絵があります(^^ゞ
徳川家康、宮本武蔵、古い~{笑}
若い時に読んだ本は、タイトル見ただけで内容が思い出せるけど。
息子が今話題の本を買うと見せてと頼んで読んでますが、{ほとんどテレビドラマ化されて、観てがっかりしています} 忘れてしまい、きっと頭が老化してきたのね。
寂しさをかんじている、このごろです・・・・
本のお話ができるね~
時代小説がすきなら「宇江佐真理」さん読んでみない?
いいよ~
大好き。