祈りを、うたにこめて

祈りうた(私の聖書物語  神を信じる前に  信仰)  

神を信じる前に

 

 

神を信じる前に現れた

神を信じたいと思う心

 

神を信じる前に現れた

神につかまえてもらいたい心

 

神を信じる前に現れた

祈ってみようと思う心

 

神を信じる前に現れた

神を信じた人を信じる心

 

神を信じる前に現れた

自分はアテにならないなとへりくだる心

 

 

 

信仰

 

信仰は

光への信頼だ まったく巨(おお)きな光への信頼だ

 

私は光などもっていない

針の穴ほどの光さえ だから芯は暗闇だ

 

光を探そうと飛び立つ心

体の髄(ずい)までなんとしても浴びたい そう切望する心

 

その渇きだ 哀しみにも似たその渇きだ

それが私の心を 

 

いつか変貌させてくれる

「信じて仰ぐ」 そのつつましいこころに

 

 

●ご訪問ありがとうございます。

 自我を明け渡すのは容易ではありません。多少の挫折でも、人生経験で乗り切れるでしょう。長年「善人」と認めてきた自分、信頼できる自我です。
 けれど、最期の息を吸い吐くその時にも、「私は善き人」と自信をもって言い切れるでしょうか。つゆほども自我の驕(おご)りを悔いることはないでしょうか。

 十字架にかけられたイエス・キリストの横に、二人の死刑囚もいました。
 そのうちの一人は、罪を悔い改めました。そして死の間際に、キリストからゆるされました。
 最期の一息で自我を棄て去り、信仰をもったのです。

 

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