休み多い間に、少しでも記事を書いておきたいものです・・・・
15日には、久しぶりにモダーン今夜のライヴに行くもので
さて、今日の1枚はコチラ。
安藤裕子
『大人のまじめなカバーシリーズ』
2011/3/2リリース
カッティングエッジ(エイベックス)
CTCR-14713/B
一聴して彼女だとわかるヴォーカルと、オンリーワンなソングライティングが魅力のシンガーソングライター、安藤裕子嬢がカヴァーの意味を湛えたアルバムをリリースしました。
今まで、シングルのカップリングで発表されていたものに新録も加えたカヴァーアルバムですが、タイトルに“まじめな”と冠した様に、ちゃんとカヴァーの持つ意味が感じられる仕上がり。
彼女の声を生かしたアレンジや、思わずニヤッとしてしまう曲のチョイスにその辺りが表れています。
たとえば、カルロス・トシキのヴォーカルが印象的な“1986オメガトライブ”の大ヒット「君は1000%」を、テンポダウンしたジャジーな一曲に仕上げる。
誰もが知る“YMO”の日本語ヴォーカルの代表曲「君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-」を、実にキュートなガールズエレクトロポップで聴かせる。
他にも、鹿取洋子の「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」や早瀬優香子の「セシルはセシル」といった渋い女性ヴォーカル曲から、くるりの「ワールズエンド・スーパーノヴァ」や小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」といったオリジナルの印象が強い男性ヴォーカル曲まで、幅広い楽曲を彼女の声でちゃんと自分の作品に仕立てている。
そして、このアルバムの白眉は、郷ひろみ&樹木希林の「林檎殺人事件」
キャンディーズのヒット曲を数多く手掛けた、穂口雄右によるキャッチーでポップなデュエットソングを、ここまでブラッシュアップした池田貴史も素晴らしいが、楽しそうに弾ける裕子嬢の歌も必聴モノ。
カヴァーとはこうあるべき、という見本の様な一枚だと私は思うのです。
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YouTube: 安藤裕子 / 林檎殺人事件(feat.池田貴史)
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YouTube: 僕らが旅に出る理由- 安藤裕子
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YouTube: 安藤裕子 - 君は1000%