日本グルーヴチューン振興会

2008年の3枚:企画編

えーと、ご無沙汰しております(苦笑)
年末のバタバタは例年どおりなので、今年は早くから準備をしてベストディスクの記事を書こうとしていたんですが・・・・・・・
あいも変わらず遅筆でスイマセンm(__)m

恒例のベストディスク選定ですが、対象は2007年12月~2008年11月のリリース分です。
『企画編』では、オリジナルアルバムの範疇に入らない、ベストアルバムやトリビュートアルバム、カヴァーアルバム、リミックスアルバムなどを取り上げます。

今年は、時間も無かったので絞りに絞って3枚ピックアップしました。
では、どぞ。

まずは、空気公団10周年の記念碑、ベスト“的”アルバム『空気公団作品集』です。
3327600_2269621860





昨年の12月19日リリースという、1年も前に発売されたアルバムですが、未だに全く色褪せることなく1年を通して輝きを放ち続けた名盤。
実際、私は彼らの熱心なファンという訳ではなく、フルアルバムを買ったのもコレが初めてだったのですが、見事に虜にしてくれました。
山崎ゆかりさんが書く曲は、メロディが本当に素晴らしく、彼女のヴォーカルの声質と相まって強烈にココロに残る。
そして、ディテールに拘った多彩なアレンジが更に曲の良さを引き立たせる。
なんだろうなぁ、あの聴いた瞬間に訪れるココロの震えは。
独特の存在感が際立つ、唯一無二の存在です。

2枚目は『申し訳ないとフロム赤坂 アーバンMIX』です。
Mousiwake





DJ宇多丸申し訳Jr.とDJミッツィー申し訳が、ポニーキャニオン所有の音源をピックアップして繋ぎ合わせたミックスCD。
アーバンMIXのタイトルどおり、ライトメロウな楽曲が48曲詰まっています。
勿論、知ってる曲や持ってる曲も含まれてはいたけれど、殆どが初めて聴く曲ばかり。
その新鮮な感じが、何度聴いても薄れない。
特に、アイドル系の楽曲のクォリティの高さは驚きすらあった。
オリジナル欲しい!って思わせてくれた。
他のレーベルの音源も第二弾、第三弾とリリースして欲しいと切に願います。
とりあえず、深田恭子の「イージーライダー“Groove That Soul Mix”」は個人的に“神曲”だと思います、ハイ(笑)

最後の1枚は、つじあやの『COVER GIRL 2』です。
Covergirl2





以前、同じコンセプトでカヴァーアルバムをリリースしている彼女が、4年ぶりに放つカヴァーアルバム第二弾。
スタジオ録音とフィールドレコーディングでウクレレを弾き語りしたものを各7曲。その全てが“つじあやの”ワールドになっている。
彼女のヴォーカルのブレの無さ、芯の強さ、軸のしっかりした強固な世界を感じるのです。
どんな曲を歌っても、そこにあるのは“つじあやの”なのだから。
m-floの「come again」でも、藤山一郎の「丘を越えて」でも、ピンクレディーの「渚のシンドバッド」でも、嵐の「Happiness」でも、およそ彼女には似つかわしくない様に思える曲ですら、つじあやの色に染め上げてしまう。凄いです。
一番の驚きだったのは、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」に日本語の歌詞を乗せてしまったコトだろう。こんなコトもできるんだ、と改めて彼女のポテンシャルの高さにビックリした。
このコンセプトは、どうかライフワーク的に長く続けていただきたいと、真剣に思った次第です。

という訳で、とりあえず企画編をお届けしました。
次も早いうちにお届けしたい・・(苦笑)


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