12月14日、師走も半ばとなった日曜の夜、俺は“人生・初!”の代々木にいた(笑)
3年前に初めて自主制作音源を聴いて以来、大ファンになってしまった“つるうちはな”ちゃんの『初!ワンマンライヴ』に参戦する為、上京していた。
寒空の中、ライヴハウスの入り口で並んでたら、続々とお客さんがやってくる。
あぁ~やっぱワンマンだし、みんな気合入ってんなぁ~なんて思ってたら開場。
今回の予約特典CDは、8月のイベントで初めて聴いて涙した名曲「百年歌」だった。
いやぁ、もうソレだけでテンション上がって卒倒しそうになる(笑)
会場に入って、早速物販コーナーへ行き、Tシャツ購入。
デザインかわいい
おかげで、最前列を逃す。今までのはなちんライヴは全部一番前で見てたから、ちょっと冷静にレポしようかな・・・・・・なんて思ったのだが、そんなコトは出来るはずもなく(苦笑)
定刻より10分強遅れてライヴはスタート。
バンドメンバーが一人一人出てきて、挨拶をしていく。
そして、いよいよはなちん登場。
今回の衣装はカラフルなマルチカラーの横縞タンクトップと黒のキュロットスカート。裾のフリルがカワイイ。が、今夜は妙に艶っぽいぞ(爆)
そんなコトを考えているうちに1曲目スタート。
タイトルに偽りなしのパーティチューン「PARTY」で、いきなり弾けた俺。
思わず口ずさんでしまうキャッチーなメロディが、勢いよく身体に染み込む。
自然と足踏みでリズムを取りながら、踊っていた。
2曲目もドライヴするアッパーチューン「普通の女の子」
コレをライヴのバンドアレンジで聴くのは初めてだったな。
ドライヴ感があってパンキーなロックに仕上げられているけど、ちゃんと根底にポップとしての楽しさを湛えている。
MCがあって3曲目の「I」へ。これは新曲らしく、初めて聴いた。
しかし、相当ヤバいよコレ。名曲の予感がビンビンする。
とにかくサビ前辺りからサビメロへの流れがメチャかっこいい。
サビで飛び跳ねるように踊っていた自分に、少し驚いたくらい(笑)
とにかく思うのは、はなちんのソングライティングのポテンシャルの高さはホント凄いなと。
普通、ある曲が気に入って好きになったアーティストは、その後にリリースする曲とかの方向性やクォリティが段々と好みからズレていくコトが多いんだけど、はなちんの場合はどんどん良くなるんだよね。新曲を聴く度に、裏切られるなんてコトが無く、コレもアレも好き!って状態になってく。以前にポール・マッカートニー級だと書いたのはまんざら間違っちゃいないと思う。
4曲目「パープルサンデー」、5曲目「グーチョキグー」とライヴでは初めて聴く曲が続く。
去年の6月にライヴ会場で売ってた“幻の名曲”(笑)「パープルサンデー」を聴けたのは嬉しかったな~
神がかったメロディのチョイスとウィスパー気味のヴォーカルが、はなちんの別の一面を見せてくれる。
6曲目は“21世紀最強のラヴソング”「LOVE」です。
これで聴くのは3回目だけど、今までで一番グワッと届いてくる感じ。
早く音源にならないかな~と願い続けている名曲です。
7曲目の「メロディー」はイントロの鍵盤からアウトロまで寸分の隙も無いキャッチーなメロディの連続。コレも看板に偽りなしですな(笑)
曲全体が大きなフックの塊。バックの演奏も素晴らしかったです。
8曲目は、8月のイベントで泣かされた件の「百年歌」
今回も少しウルウルってしました。
このサビを聴く度に、「この国のポップスの未来は明るい」、そう信じられる1曲。
9曲目の「ID」は、シンプル且つ味わい深いヴァースと切なく胸を締め付けるサビが見事に絡みあうアッパーチューン。スピード感溢れる演奏と鍵盤が最高でした。
10曲目の「WONDER」から11曲目「I LOVE YOU」にかけては、かなりロックなテイストが感じられるゾーン。ベースの音圧とドライヴ具合にシビれまくり。
「I LOVE YOU」のベースのフレーズはメチャメチャかっこいいです。
本編ラストの2曲は、12曲目「あたしバカ」と13曲目「DAY GIRL」です。
はなちんの代表曲といっていい2曲をエンディングに持ってきました。
最高です。ホントに。
特に、「DAY GIRL」の間奏の鍵盤ソロは泣きそうだった。
はなちんの曲の中で、ベスト3に入るくらいの名ソロプレイ。
思わず頭まで振り回していた俺(爆)
アンコールは弾き語りで「恋愛」
去年の11月に弾き語りイベントで聴いて以来だったなぁ。
相変わらず、真正面から浴びせ掛けられるヴォーカルの吸引力が凄い。
しっとり歌ってる様に見えて、この力強さとオーラが半端ない。
そしてオーラスは「サタニティマーチ」
俺が初めて、はなちんのライヴを見た時のオープニングが、この曲だった。
ピアノ弾き語りのライヴだったはずなのに、いきなりピアノスツールの上に立ち上がって、ハンドマイクで歌い出す彼女に、腰を抜かしそうになったっけ(爆)
そんなコトを思い出しながら、初めてのワンマンを締めくくる、そして2008年を締めくくるライヴのエンディングにふさわしいこの曲を堪能して、名残惜しいひと時は終わりを迎えるのでした。
超個人的なお願いとしては、もう少し長い時間やって欲しかった。
できたら、弾き語りコーナーなんかしてもらって、あと3曲くらいソロでやってほしかったかなと(笑)
それにしても、Tシャツとドレスシャツ1枚でライヴを見ていたのですが、終わった時には汗だくでした。
もう、弾けまくって身体揺れまくり(笑)
ホントに最高に幸せな時間を過ごしました。
あんなに楽しいライヴ空間は、なかなか味わえないと思います。
自分で、もの凄くイイ顔になってるのが解った。
はなちんのライヴは、見ている人を笑顔にしてくれる。
それは、何よりもつるうちはなというアーティストの人間としての素晴らしさが滲み出ているからだと思うのです。
ぶつけられる魂の凄みを、俺の全てで受け止めた。
そんな感じの一夜でした。
音楽って最高だなぁって改めて思った。
はなちん、ホントにありがとう。
やっぱ、アンタ天才だよ