今、書きながら聴いてるのは畠山美由紀さんの『リフレクション』
とても、とても暖かいアルバム。歌詞もサウンドメイクも、そして何よりも美由紀さんの声が柔らかいのに強くてあたたかい。“ほっこり”する(謎)
作詞には原田郁子(クラムボン)や中納良恵(エゴラッピン)や青木里枝(フレックスライフ)という錚々たる女性ヴォーカルが並び、作曲陣は青柳拓次(リトルクリーチャーズ)や永積タカシ(ハナレグミ)や堀込泰行(キリンジ)といったセンス溢れる面々が参加。
半分以上の曲に高田漣さんが参加しているのも、あたたか味を増す一因かもなぁ・・なんて思う。ペダルスティールやマンドリンの音色がココロに響く。
個人的には「水彩画」が一番好き!!ヴァースもサビもイイけど、なんといっても4分過ぎからエンディングにかけてがゾクゾクする。ハンドクラップやピアノに絡む力強い美由紀さんのヴォーカルの魔力にノックアウトされました。
そして、期待の新人AYUSE KOZUEのデビュー曲「boyfriend」
コレ、素晴らしいです。トイズファクトリーが社運をかけてもイイと思うくらい(謎爆)
広義ではR&Bベースのクラブサウンド系ガールズポップだと思うけど、メロディセンスが並みじゃない。加えてアレンジ部分まで自分でこなす才能。キュートなヴォーカルにヴィジュアルも良し。スゴイっす。個人的には、出てきた時の宇多田ヒカルに匹敵するインパクト。
プロデュースは、タイトルナンバーがテイ・トウワでカップリングがSTUDIO APARTMENT。そのセンスは彼らにも愛されるほどレヴェルが高い。来月のセカンドシングルも6月のサードも楽しみにしてます。
そして、フーバーオーバーの『炭酸水』
紅一点のヴォーカル、岩沢正美が作る曲はとても不思議な魅力に満ちていて、ココロに残る作品になっている。このタイプのちょいハード目ギターロックバンドって実は好みじゃないコトが多くて(苦笑)。でも、フーバーは別。リフのセンスがイイのと、自然体のヴォーカル、美味しいエッセンスだけギュっと詰め込んだコンパクトな曲作り、溢れる疾走感、魅力は数え上げればキリが無い感じ(笑)
「炭酸水」「不安全ピン」「駄洒落小説」「ライバルはリッケンバッカー」「苺セプテンバー」と曲のタイトルからしてソソるでしょ?