さて、今聴いてるのはSOULHEADのアルバム『Naked』
実にクールでカッコいいアルバムです。
私見では、日本一ファンキーでカッコいい姉妹デュオ(他に思い当たりません…笑)です。
インタルードも含めてですが全18曲のヴォリューム。彼女達のソングライティング能力の高さとOCTOPUSSYのサウンドメイクのカッコよさが際立つ。アッパーな曲はファンキーでグルーヴィ、ミドル~スロウもメロディセンスが輝く珠玉の作品が並んでます。特に、一番鳥肌モンだったのはラストを飾るスロウグルーヴ「FURUSATO」。バラッド系で、こんなにココロを持っていかれるとは思わなかったなぁ。Bメロのハモからサビに行く辺りでゾクゾクっとする。メロディ、アレンジ、パフォーマンス、3拍子揃った絶品の1曲です。
次に流れ出したのは(笑)、お松(©マシュー南…爆)こと松たか子の「明かり灯る方へ」
スキマスイッチとのコラボ、『恋するハニカミ』挿入歌でもお馴染みのシングルですね。
いやぁ、ホントに良く出来てるよ、コレ。元々、歌手:松たか子を評価する私としては、魅力的な楽曲との出会いは実に嬉しいコトなんですね。声質が好みだしポップスシンガーとしての能力値はかなり高い彼女。イイ作品さえあれば、コレくらいのレヴェルは簡単にクリアできるはず・・・・そう思っていたので、なんか証明された様な気分です(爆)
個人的には、Bメロのフックが気持ちよくて好き。サビも印象に残る。2番で重ねられる大橋くんのコーラス、常田氏のアレンジ、文句つけるトコが無いです(だいぶ甘めですか?笑)
カップリングは、元COOL DRIVEのNEMOのペンによるスロウナンバー。森俊之のアレンジ共々、いい仕事です。アルバムが楽しみ。
最後に、木村カエラの『CIRCLE』でも(笑)
正直、1,2枚目のシングルの出来が異常に良過ぎたかな・・・と思ってた。若干ロックテイストを塗したグルーヴポップという路線がツボだったので、最近の作品の傾向に若干の疑問と不安があって。でも、アルバム聴いてみると意外と悪くない。勿論、ロックテイストは強く出てるし、メロディのフックの弱さは感じられるんだけど(笑)
ニール&イライザの堀江博久プロデュースの「I ? hug」とかかわいいエレポップで結構好き。クラムボンのmitoの作品「CIRCLE」は幻想的なアンビエントポップでアルバムの中でも異彩を放つ。bloodthirsty butchersの田渕ひさ子作曲の「C-hildren」は、個人的ベストトラックかな。メロディとかにキャッチーさが感じられる。
今のカエラちゃんの感じだと、方向性を固定せずに進む方針だと思うんだけど、是非にキャッチーなグルーヴィポップの方にも目を向けて頂きたいな・・なんて個人的には思うのですが(笑)