初めてのお客様から テレビが映らない相談でした。
お客様は電波の問題と思ってらっしゃいましたが、測定すると問題はなし。
電源は入るのですが、音声は出るのに 映像がパパパパパッとフラッシュします。
これは・・・・液晶パネル不良でしょう・・・と説明したら、「修理します」と。
「部品が高額なので 修理代、〇〇〇円しますよ?」と確認。
高齢であるお客様、使い慣れた機器のほうがいいようです。まだ5年未満ですしね。
お客様宅にテレビは一台だったので、修理期間 貸出用テレビをつないで・・・。
さて修理に取りかかりましたが、一番難しかったのは ネジを外す事でした。
実は外のネジを外すために 精密ドライバーを1本 新調しました。
たばこのヤニも原因なのか 固くなったネジが回らなくて、556を少し吹き付け 数十分。
それでも回らず、ドライバーの頭を微妙にハンマーで刺激を与えたりして、やっと回りました。
中のネジは どんなに小さくても 簡単に回ります。
こんなに小さいんですよ~。指が太くて 比較にならない?
ネジさえ外せば パネル交換のためのコネクタは たった二つ。
最後に 全体を拭き掃除して ヤニを落とし、終了。
見立て通り、パネルが原因でした。
半日以上テスト視聴して お客様に返却です。
ちなみに 修理品の掃除は最後にやるのが、夫からの教えです。
なぜなら 修理の途中で 向きがわからなくなった時、
ほこりや汚れの付き方で 上下左右 内外がわかるから・・・だそうです。