日立のテレビ「WOO」のチューナー修理の依頼です。
お客様の依頼 実はとてもシンプルで、
「チューナーの背面に付いているファンが壊れて回らなくなったから、
本体を起動させてすぐに熱がこもり、電源が落ちる。
同じファンを新品で手に入れたので 交換しようと思ったが、
ちょっと基盤とか触った事無くて、・・・・やって欲しいんだけど」という内容です。
「お客様、どうしてファンだと特定出来たんですか?」とうかがったら、
「ファンの所から ドライヤーの冷風を入れてやったら、電源が落ちずに正常に動き続けたから」ですって!!
(゚Д゚)おぉ~!そういうテスト方法があったか!
AV機器に慣れた方や電気屋さんの中では、それくらい当たり前なのかもしれない知識ですが、
ひよっこ電気屋さんの私には こういう情報が非常にありがたい話です。
ところで そんな方が「これは出来ない」と思ったファンの交換が 私に出来るでしょうか?
それは この、ファンの手前にある基盤を外してしまえば、
あとはチューナーのファンであろうと、デスクトップパソコンのファンであろうと 同じで
ネジ付けと コネクタの差し替えで 簡単でした。
ちなみにファンがこれです。右が新品、左が旧品。部品番号UT32-HV700Bでした。
交換後、もちろん ファンが回り 正常作動しました。
今回の修理は ほぼお客様が直したようなものです。私も勉強になりました。