デジ研 合評会

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だそくですが(kisetumeguri)

2010-06-19 07:26:22 | 日記
デジ研の皆様にあらためて講釈する必要はありませんが、この写真の、右上の空は本来、
深黒であるはずですが、大きな円状の風船みたいなのが何個か薄く見えます。
これは写真ではフレアーとかゴーストとか言われる現象で、レンズの接合部での光の反射
とかボデイ・鏡胴における光の反射が写りこんでいるもので、本来ないものです。
レンズフードもこのような無用な光を出来るだけ避けたいためにつけます。
この写真の様に、太陽光とかライトの強い光源がレンズの方向にありますと出やすくなります。
これは、ボケとはまったく関係のない現象です。これもレンズの枚数が増えると接合面が
多くなり厄介なものです。十数枚のレンズからなるズームレンズが、今では気楽に使える
のもレンズ表面のコーティング技術が進み光の反射が少なくなったからと言われています。
コーティング技術も、半導体製造の蒸着技術の進歩が貢献していると言われています。
レンズのコンピューターによる設計と共にコーティング技術は
レンズメーカーの腕の出しどころらしいです。

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