音楽の力を信じて…☆

かつて、ロックミュージックに溺れていた頃…音楽と政治や革命などを結びつけることに抵抗を感じていました。

声高に何かを叫ぶパンクスやハードな音楽家たちに共感できずに。

そるはいまも同じかもしれない。

しかし…ウクレレと、ウクレレを抱えた多くの仲間たち、そして奏でられる音楽に関わっているうちに、確かに、この音の中に何かの力が宿っていることを目の当たりにすることが、増えてきたのです。

優しい音色はどこにいても自然に溶けてゆき…ウクレレを抱えた人たちはいつも、何かに前向きに向かい…限られた時間を楽しむことに全力を注ぎ…ロック後の時間をウクレレに見いだした大人たちが子供のように目を輝かせ…醒めきったアタシのような奥手人間までもが、仲間たちを「友達」と呼ぶことに何のためらいもなくなり…握手し…確かに何かが、変わったのだ、再び音楽とウクレレを手にした時から、少しずつ、少しずつ。。。

今日は長野～松本、ウクレレに音楽に、クレイジーなまでの愛を注ぐ人たちによって催される「松本ミュージックフェス」に呼んでもらったのだ!!

10年前、区切りをつけたつもりでギターをおいたアタシに、今日の日を想像することはできなかったはずだ。

頭ではなく、心で何かを諦めかけていたアタシがいま、音楽の力と、仲間たちの愛をなんのためらいもなく信じて、２時間遅れの高速バスに揺られているのだ…!!

日本はまだまだ捨てたもんじゃない。

いい歳こいた大人が信じなければ、子供たちになにを信じろと伝えるのだ？

いざ。

松本の街が見えてきた。

今日は祭りだ☆

心を込めて歌うのだ☆