なつかしのボンジョビ～。

いやー、いいんですょ旦那、この「ニュージャージー」てアルバムが！かつては（今もか!?）ボン・ジョビつったら、軟弱なバンドって事で、ハードなロックファンからはかなり敬遠されていたと思うんですが（僕もそんな一人でした）当時彼らを聴いて洋楽に目覚めたような自分にとっては、どうあがいても、心のどっかに響いてしまうサウンドであることは否めないわけです…。今改めて聴いてみると、曲の良さ＋そこいらのハードロックバンドとは明らかに異なるサウンド作り＋独自のルーツ音楽解釈…てことで、ホントにブルース・スプリングスティーンかと思うような、王道アメリカン・ロックに仕上がっているアルバムです。

これは、三枚目のアルバムの、大ヒット後の絶大なプレッシャーの中で発表された四枚目。

僕らの世代は、何らかの形でハードロックを通ってるひとが多いはず。それもそのはず、我々が中学～高校生のころって、空前のハードロックブームだったんですょ。ボン・ジョビ、モトリー・クルー、メタリカ、そしてガンズ＆ローゼズ…！日本で未だに人気のエックス（ジャパン）がデビューしたのもこの頃なんですょ。

機会があったらどっかで聴いてみてください。やはり、♪リヴィン・オン・ア・プレイヤー、♪ユー・ギヴ・ラヴ・ア・バッド・ネームの入った三枚目が代表作なのだろうけど、それに勝るとも劣らない力作です。昔はこんなにいいと思わなかったなぁ…。

どぶゆき。