前日は町の運動会の反省会でしこたまビール飲んだが、全然お酒が残っていない清々しい日曜の朝~
青空だな~
よし回ろうー散策ポタへ
来る夏盆休みとシルバーウィークとの兼ね合いとお財布事情を鑑み、近場へ~
ただ近場と言っても車で1時間掛け福井の吉崎御坊散策ポタ~
先に言うと、良かった~吉崎~
火事やら一向一揆やらで古い町並みちゅー町並みでは無かったが、こーいったトコも好き~
本願寺派吉崎別院・西別院
真宗大谷派吉崎別院・東別院
ここでハタっと気が付く…
東別院と西別院…
ん?京都にも金沢にもあったな~
しかも近い距離で…
ただ、ここ吉崎は、すぐ隣って感じで…気が付いて~
これは、なに?仲間割れでもしたのか?
っと思っていたら、東別院に併設してある時鐘堂の隣なの太鼓桜が宝物殿になっていて、無料で見せてくれるそーな。
入って、案内のおばちゃんが居て直ぐ様「これ東と西って仲間割れかなんかですか?」ずけずけっと。
そーですね~
本願寺から分列して真宗大谷派が東別院を…
…ん、大谷派?あーあれか…金沢に今は名前が替わったけど、あった大谷高校の大谷派か…
でね、兄弟でね~
…はぁ?じゃー二人とも大谷さんなのかな?…
…ただ、大谷さんって誰だ?…
神社仏閣を散策ポタの時、廻るけど、全然宗教に興味がある訳でわないので~
で、ググって調べてみたが、ちんぷんかんぷん~よく解らない~
蓮如像
この蓮如さんが京都から吉崎に来て吉崎山上に坊舎を建立し、吉崎が寺内町となったそーな。
で、4年後、加賀武士による圧迫から吉崎を退去されたそーな。
愛読書のマンガの「センゴク」に出てくる顕如は本願寺11代目
で、この蓮如は本願寺八代目…
戦国時代の寺のあり方って、もっと勉強してみてもいいかも~
願慶寺
丁度、報恩講がやっていて、お坊さんの面白可笑しく話す法話を、多くの観光客の皆さんの笑い声を、ちょっと盗み聞き~
御山~吉崎御坊
ここに蓮如さんの坊舎の跡~
公園になっていて、東の人と西の人が仲良く共同で維持管理しているそーな。
吉崎御坊から見る、鹿島の森
京都に繋がる、蓮如道
毎年京都から吉崎に10日間掛け歩いて蓮如さんの御影を運び、8日間掛け京都に持ち帰るのを御影道中って言う、そーな。
?誰が?
切通し
春日神社
石塚醤油店
石川県と福井県の県境
嫁威の面の、吉崎寺~
ここ吉崎に伝わる民話で、隣の越前に住んでいた夫と子供を亡くした嫁が、毎夜毎夜吉崎参り、それを面白く思っていない姑が、吉崎への道中に鬼の面を被って嫁を脅したそーな、ただ脅したのはいいが、鬼の面が剥がれなくなり、吉崎参りをする信心深い嫁が蓮如上人の前で念仏を唱えると、鬼の面から悪行の肉を付け取れたそーな。
へぇ~
県境の館
あ❗俺、吉崎取り零しているコトを福井散策ポタする度、思っていて、次から次へとの道中に嵌まらなくて、吉崎にはいつか行きたいな~っと思っていて、で、今日、あんまり忙しく廻りたくないな~っと思った時に選らんだ吉崎…ただある程度事前知識入れて廻り…所々で?っと思ったコトを、全部教えてくれた、県境の館のこの4月から働くコトになったおばちゃん!‼
ありがとう~
入るや否や~
問…この石川加賀市吉崎と福井あわら市吉崎、どーやって線を引いたんですかね?
綱引きとかケンカで線引いたんですかね?
答…あの「鹿島」を越前の男の神と加賀の女の神が、あの鹿島がどちらも自分のものだと、鹿島…
さっき吉崎御坊で見えた
鹿島を賭け、綱引きをした、そーな。
1年も…
で、加賀の女の神が勝ち、負けた越前の男の神が負けた時に、尻餅を付いて出来たのが、この北潟湖なんです…と。
おー!
綱引き?っとちょけて聞いた問いを、尻餅を付いて出来たのが北潟湖だとー
おー出来るな~
問…ちなみに、ここ2県跨がって、県境の館ってあるわけじゃないですか?
給料は2県から案分で貰うの?
答…今日はいないんだけど、もー一人係員がいて、その人は加賀の人です。
私はこの4月から働かせて貰ってますけど。
私はあわら市から、もーひとりの人は加賀市から~
なんか俺の問いを、1つ1つを、おーっと思わす答が帰ってくる~
じゃ~じゃ~
問…毎年毎年400年やっている御影道中、って、誰がやっているんですか?
答…町の消防団の人が…
問…じゃ~じゃ~消防団の人、10日やら8日、仕事休んでやるの?
答…いやいや、消防団が運ぶのは、吉崎に入る3時間程前に、担ぎ手、替わるんです…と。
問…じゃ~その前に担いで歩いて京都から人は誰?
答…信仰心の厚い、東別院の門徒さんで…
けど、凄い慣わし~
で、下準備してしているけど、初見で、「あ?これが片葉の葦かー」
よく知ってますね~っと言われて、鼻高々~
で、その加賀の女の神が綱引きで勝ち得た、石川のものの、鹿島の森の鹿島神社~
で、蓮如上人記念館
蓮如記念館に併設されてる、吉崎七不思議館
名称から、なんじゃこりゃ~っと思っていたら、玄関前に、但し書き…
この建物は…からの文が…???
そそるそそられ~
この建物は…富山から移築された建物で!
はぁ?移築? ?で富山から?
で、熊谷組の二代目社長の奥様の実家を…
?頭ぐるんぐるん?
なぜ突然?熊谷組?
で、福井の吉崎に富山の嫁さんの実家?
もー???で、中には入らせて貰って、どこで、見学料払うのかと、靴脱いでいたら、どーぞ~っと~
あ❗無料なの~
優しい~っと、靴脱ぎながら、全て圧巻~
幅2尺間27尺の欅の梁~
四方柾の杉の書院の柱、100万円を越えるそーな、1本の柱が…
黒柿の床縁~
おー材に財を掛けた~家~
で、凄く堪能し、出たら…
あ❗すいません、どちら~来ました?
俺、もー凄く堪能したもんだから、俺ね加賀一之宮の白山ヒメ神社の横の町から…
いやいや、どこの入口から入りましたか?
は?
…どーやら、俺、入館料払わず、別ルートで入り込んだらしく…
ただ、あ❗すいませんっと言い、ただで、なんだかんだ見れた~
吉崎凄く良かった~
実は吉崎にくる前に、道の駅かな?っと思ってトイレ借りに入った、加賀の「月うさぎの里」…
入るなり?…ここはなに?っと…眼鏡に何の為か知らないけど、チェーンを垂らしている、おばちゃんに「ここなに?」…っと
ここは、月うさぎの里で「運がツク」ってトコで…
今日は最初から、眼鏡にチェーンを垂らすタイプのおばさんに始まり、東別院のずけずけ質問する俺に、そんなコト言ってもいいの?っと思う答を言うおばちゃんと、県境の館で色んなコト教えてくれたガイドになって2か月のおばちゃん…
おばちゃんばっかだった~
良いおばちゃんばっかに出逢った吉崎散策ポタでした~
別記…
言葉って言うか…文字と言うか…
おばちゃんって文字の威力…
たかだか、ばーちゃんに、「お」を付けただけで、文字面で15才くらい、違うんじゃいかと…
おばちゃん…
ばーちゃん…
たぶん、丁度15違うんじゃないかと。
丁度ね~
ちなみに、おばさんとおばちゃんの違いは…
化粧の強さから漂う匂いかな?
匂うと香るの違いかと。