二人に一人が癌になると言われていますが、二人に一人は癌が治っているとも言われています。
治る力を生活習慣が邪魔をしている人は癌が治りにくいし、治っても再発するリスクが続きます。
本来健康である身体の邪魔をしているのは、自分自身の生活習慣です。癌が治る生活習慣を実践する事により自然治癒力が働いて癌が治る人がいます。
癌が治る生活習慣は、がん予防にもなります。
自然治癒力の原点は、奇麗な血液が全身隈なく循環して、酸素と栄養を全身の細胞に供給する事です。
自然治癒力=「心・食・体」の調和
心・神経を使うと筋肉が緊張し、血液循環が悪化。
消化管の働きが低下し、体が冷える。
ストレスを溜めない、悩んでも結論の出ない問題は長時間考えない、将来やりたい事を考えて希望を持つ事。食・腸内フローラを発酵型にして奇麗な血液を作る。(和食と発酵食品が重要、高温調理をしない事)
体・筋肉の緊張をほぐし、骨格のバランスを整えるストレッチや入浴。
適度な運動で血液循環を促進する。
細胞は一秒間に500万個入れ替わります。
30秒(1億5000万個の細胞)に1個、癌細胞が生まれますから、1日に数千個の癌細胞が出来ます。
健康体なら自然治癒力で癌も消滅しますが、生活習慣の悪い人の体内では癌が増殖していきます。
1センチの癌(10億の細胞)が出来るのは10~20年かかります。
癌が分かった時に癌になったのでは無く、もっと以前から癌になっていたのです。
但し1cmの癌は1~2年で急激に増殖します。
癌は低体温、無酸素、糖質を好みます。
睡眠、有酸素運動、食事が大事です。
体を温めてヒートショックプロテインを増やす(細胞の修復、癌細胞をアポト-シス)
入浴や温熱療法なども有効です。
顆粒球(好酸球、好中球、好塩基球)は交感神経で働きます。
昼・緊張は細菌を殺すが癌細胞を増殖させる。
心、精神面も大事です。
リンパ球は副交感神経で働きます。
夜・適度な睡眠(早寝早起き)と心の安堵は癌細胞を殺します。
夜10時からの4時間は寝る様に。
不安、痛み、ハードな仕事、不眠は癌を増殖させます。
長期の抗がん剤 ⇒リンパ球を減少させて免疫を壊す。
癌に限らず、様々な病気がありますが、予防も治療も生活習慣を意識して良好な体の状態を維持する事が大事です。
動物性たんぱく質や油物の取りすぎは腸内フローラが悪化して血液を汚します。
老廃物の排泄は排便(70%)と排尿(25%)、そして発汗(5%)も大事です。
肝臓で解毒された老廃物や体内毒素、化学物質は胆嚢に胆汁と一緒に貯められて十二指腸に出てきて、便と一緒に排泄されますが、腐敗菌が多い人はまた毒素に変わり体内に吸収されてしまいます。
便秘の方は最悪です。
オリゴ糖や食物繊維、発酵食品をしっかり摂取してください。
血液を汚さない為の食養生と免疫の最前線の腸内フローラを良好に保つ事は重要です。
エアコンなどで汗をかかない時は、老廃物が溜まりやすいです。
血液循環を促進し発汗を促す入浴や適度な運動も大事です。
特に低血圧、低体温の人は汗が出にくいので要注意です。(本来の日本人の平均体温は36.9度)
腸内細菌の善玉菌は腸の場所によって棲んでいる菌が変わります。
小腸約5~6mは乳酸菌と酵母菌。
増殖させる為にはご飯と発酵食品が必要です。
低血圧や特に低体温の人はご飯と発酵食品不足の人が多いです。
大腸は1.5mですが上部と下部で棲んでいる菌が違います。
大腸上部はビフィズス菌。
ビフィズス菌はオリゴ糖の摂取で増やす事が出来ます。
甘味料ならフラクトオリゴ糖シロップ。
お米を炊く時に混ぜるなら糖質0%のビートオリゴがお勧めです。
ご飯の保水膜が増えて、ご飯も美味しくなります。
大腸下部は酪酸菌。
種類も数も一番多い場所です。
ゴボウ、タケノコ、レンコン、野菜、海藻類などの食物繊維で増えますが、糠漬けなどを食べて酪酸菌を補充する事も必要です。
糠漬けは乳酸菌発酵物質を含んでいますので、小腸の常在菌の乳酸菌を元気にする働きや腐敗菌を抑制する働きがあります。
乳酸菌のサプリも様々な商品が販売されていますが、摂取しても定住して増殖する事は殆どありません。お腹に棲みついている、常在菌の乳酸菌を発酵、増殖させる為にも、発酵食品に含まれる乳酸菌発酵物質や短鎖脂肪酸は重要です。
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