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FT8でQSLカードが急増?! JARLの転送処理能力オーバーか?!

2022-04-16 14:19:53 | アマチュア無線
所属クラブのOMの話で、QSLカードが増えてJARLビューローのQSLカードの転送作業が処理能力オーバーらしい、と聞きました。
確かにFT8の簡便なシークェンスQSOで交信数が増えて、カード発行も増えると言う事ですかね。
OMにネタ元を聞いたら、Youtubeだという事でした。
元ネタのYoutubeを見ると
「FT8中心 急激に増えている もしカード印刷して発行したら JARL処理能力オーバー」との事です。

そこでJARLのHPでJARLの事業報告書をチェックしてみたら・・・・
()内は、海外と国内です。SWLの分は略しましたので、合計との差はSWL転送分です。
H27年4月から平成28年3月  11,700 (9,269 1,754)
H30年4月から平成31年3月  10,128  (8,380 1,220)
H31年4月から令和2年3月  9,786  (7,934 1,346)
令和3年4月から令和3年3月 9,491  (7,859 1,137)

これを見る限りはFT8でQSLカードが増大しているという現象は、JARLの転送量からは見れません。
もう既にJARLは上記のようなボリュームで処理能力がオーバーという事なのでしょうか? そのように言っているにも聞こえます。
しかし年々転送数は減少しているので、処理能力としては問題はないような気がするのですが。

当局の状況から言えばFT8で交信数は増えました。
カードは電子カードがメインです。毎月1回、HAMLOGからeQSLやLoTWにアップロードしています。
FT8以外のモードのQSOは原則はカードを発行するようにしています。
しかし国内局は紙のQSLカードを送ってこられて「PSE QSL」と書かれている場合はカードを発行しています。
このような局は結構多いですので、これがQSLカードの転送ボリュームを増やしているといえば言えるでしょうが、事業報告書の数字からは読み取れません。
相手局からの電子カードはフリーソフトでHAMLOGに消込処理をしますので、電子カードで済ましているケースも多くなりました。
当局としては若干カード発行数が増えてはいますが急増というレベルではないです。