小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
(リンクはご自由にどうぞ。ただし転載はご遠慮ください。)

小千谷のみんな 頑張って!

2004年10月29日 23時43分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
家族そろって食事ができること。ありがとう。
おいしいねと笑って食べられること。ありがとう。

今日はポカポカいいお天気でした。

晴れてくれてありがとう。
もっと彼らを暖めてあげてください。
晴れやかな気分に導いてあげてください。

なにかできることはない?
その気持ちにありがとう。
声聞かせてくれてありがとう。
メールや書き込みで馬鹿話ありがとう。

あたしなんか「大変」なうちに入らない。
温かいお布団で寝られるし お風呂にも入ってる。
家族バラバラにならずに一緒にいられる、それだけで幸せ。
こうして気にかけてくださる方がいる。
ありがとう。ほんとにありがとう。

小千谷で被災してる人のためにあたしができること。
わかってる。
でもできなくてもどかしくなる。
あたしは母親、あたしはまずこの子たちを守らなければならないから。

おそらく今現地の被災者のニードは清潔へのニードだろう。
そしてこれからいつまで続くのかわからない生活への不安。

そして小千谷は豪雪地帯。
寒さだけではなく、ドカ雪が降れば家屋の倒壊も心配だ。
一晩で60センチとか平気で降る。
今でさえ通行止めの道路だらけだというのに
冬季は通行止めになるというのなら、まさに小千谷は陸の孤島になるだろう。

冬が来る前に川口のトンネルをなおしてほしい。
群馬側からの交通が遮断されてるのが激しく痛い。

がんばれみんな。
がんばれがんばれ。

道路をなおしてほしい。
道路がなおれば手伝いに行ける。

新潟の人は我慢強い。
我慢しないで心配なことがあれば意思表示しようよ。
助けてくれるっていう人に甘えてみようよ。

みんながんばれ。

このblogについて

2004年10月29日 00時00分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
今回の地震で被災された小千谷市民の方が書いている日記がありました。そこにはマスコミが伝えてくれない、現場の風景がありました。

ただ、その日記は会員しか見ることができないのです。こんなすばらしい日記をもっといろんな人に見てもらおうと、ご本人の許可を得てこのblogに転載することにしました。

本来ならご本人自ら情報発信できればいいのですが、ほぼ1日1回、限られた時間でしかネットにつなぐことしかできないようですので、が変わって掲載をいたします。

いつまで続くのかわかりませんが、よろしくお願い致します。

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