小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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山菜採り

2008年05月05日 17時47分05秒 | 小千谷(新潟)
きのうも暑かったね~
小出で31.5度だって

そんななか、私は義父んちの裏山へ山菜採りに連れていってもらいました。

山菜採りデビューの私、まったく要領わからず。
じーちゃんにただただついていくんだけど、
じーちゃん薮の中を颯爽と駆け抜けて行きあっというまに見えなくなった・・・。

じーちゃん・・・・
腰悪くなかったっけ
なに?その速さ。
ついていけないよ~。

ハァハァハァ。

まだ仕事してないのに超息切れ。
一寸先は薮。
もー薮だらけ。
帽子や背中がひっかかったり長靴が脱げたり、つるがからまったり\( ~∇~)/

あそこの崖にウドがあるんだ、こっちの竹やぶには細切り筍が、これはたらの芽、これはぜんまいだよ。
うー、じーちゃん・・・。
オイラあなたについていくのだけで精一杯。
午前にくればよかったな。
いちばん気温の高いときに来ちゃったイヤ~

やさしいじーちゃん。
目の前にあるウドを採らせてくれた。
足場をつくらないとズズズ~~って滑り落ちていく。
ウドってこんなふうに生えてるんだ??

それにしてもむかつくのが目潰し虫!
目のまわりをず~~っとうっとうしく飛んでやがる。
それでもきのうは風があったので、虫が少ない方だったらしいけど、
この目潰し虫はしつこい。
ずっとついてくる。
疲れ倍増。

私が苦戦してるあいだにも、じーちゃん下のほうに下りて行き、ウドをたんまり採って上がってきた。

薮の下で待っている子供たちとばーちゃんが「今どこにいるの?」と携帯に巻きを入れてくる。
「もう帰るよ。」といいつつ、それからまた筍エリアへ(笑)

筍はまだ早かった(そうだ)
ほんの2本のみ(だったそうだ)

もはやついていけない私。
竹やぶに消えるじーちゃんを見送る。
「ここで待ってるね~

「じーちゃん・・すごいね・・」
「ハハハ!はぁ、ちいせーころから山で遊んでるすけ~」

山を下りてばーちゃんの顔を見たら笑いがこみあげてきた。
「ついていけねー
ばーちゃんが
「よく行ったね~。オラとーちゃんについて行くのやだもん。」

ふたりともすごい楽しそうにヘタレな私を笑った
ヾ(≧▽≦)ノヾ(≧▽≦)ノ


じーちゃんとふたりで乾杯したビールがうまかった
ばーちゃんのこさえてくれたウドのきんぴら、たらの芽の天ぷら、木の芽をつまみにね。




きょうはこどもの日。
ばーちゃんは毎年ちまきをつくってくれるんだ。

いいGWだったなぁ。
またあそびにいくよ~