童画家kanan 《小さな勇気を届けたい🌸》

世界中の誰かに勇気が届けばいいな🌸国も言葉も肌の色も家族も宗教も超えて、《自分を好きになる勇気》を子供にも大人にも届け♫

大人としての役割があると感じています。

2015年02月16日 | 日記
我が子や子供の友達、同じ学校の子供たちとの関わりの中で、子供と向き合い、話をしたり、注意したり、勉強を教えたりしながらする中で、私は子供時代の自分とよく対峙しています。

あ~こんな風に私も不安だったなぁ
あ~こんな風に私も言いたかったんだよなぁ
あ~こんな風に私も周りの友達と比べてばかりいて辛かったんだよなぁ
あ~こんな風に私も好きなことを好きと言えたら良かったなぁ
などなど、自分と重ねてみて、今の子供たちに同調したり、今の子供たちを凄いなぁと感じたりしています。

だけど、昔はもっと良くて、今の子供たちはダメだと思ったことは、実は全く無いんです。
むしろ、今の子供たちの方が、通りが通ったことをしているように感じて、人の意見も聞けて、自分の気持ちも言える子が増えているように感じます。

今も昔も、小学生でも中学生でも、1人になりたくない。仲間ハズレになりたくない。人に良く思われたい。人から凄いと言われたい。その気持ちは同じだと思います。
その方法として、LINEだったり、ネットだったりのツールを使うことが、今の子供たちにはあるけれど、昔はなかった。ただ、それだけのこと。

子供たちの心は、今も昔も変わらないと感じます。

けれど、今の子供たちは、私たちの頃よりも、色んな人がいるということを理解している分、周りへの優しさもあると感じます。

ただ、今と昔で大きく違うこともあります。
それは、子供ではなく大人の私たちです。

朝あっても、知らない人なら挨拶しない大人や、子供を見ても挨拶一つ声をかけられない大人が多いのです。
子供が良くないことをしていても、見て見ぬ振りをして、でも噂を立てる大人や、ゴミが落ちていても、拾うことなく、「子供たちが落としたのね」と文句だけ言って通り過ぎる大人。

子供を怖がる大人が、凄く多いことに時々驚きます。

中学生はまだまだ子供だから、声をかけてあげたり、それはやめときな~と気軽に言ってあげる大人がたくさん必要で、彼らに「ちょっと手伝ってくれる?」と役に立つ喜びを感じさせてあげられるのも大人の大切な役割だと感じます。

小学生や中学生を「何か仕返ししてくるかもしれない」とひどく警戒して、何も言わない、何も伝えない大人が多すぎることを時々、感じます。

確かに、大人が子供の事情も知らずにやっていることだけ見て、頭ごなしに怒るのは、良いことではないと思いますが、怒った後、事情を聞いてあげたり、怒るのではなく、やってしまったらどうなるのかを示唆してあげたり、やってしまったことで周りからどう思われるか想像することを伝えてあげたり、子供に今のその子の状況を第三者的に教えてあげたり、色々な方法があると思います。

無視をするのではなく、どんな言葉でもその子のことを思った言葉をかけてあげることが、大きな視野に立って見たとき、その大人にとっても地域にとっても良いことに向かうことだと感じるのです。

親からは伝えられない、地域の大人たちの役割があると感じます。

そして、中学生を持つ親や学校の職員の方々は、中学生の子供たちに、自分の立ち位置をきちんと伝えてあげることが大切だと感じます。
中学生は、心はまだまだ大人を必要とする子供で、まだまだ自分一人では解決できないことがたくさんあり、考え方もまだ未熟であるということ。
でも、中学生は、体は大きくなり、雰囲気も変わってきていて、周りにかける言葉を気をつけなければ、地域の人に警戒される存在になってしまうということ。
そして、中学生は、小学生とは違い、まず自分から挨拶をし、自分から相手に歩み寄ることで、周りの大人が優しく声をかけてくれるようになるということ。
見た目は大人だから、周りもどう相手をして良いか分からないんだということを、伝えておいてあげることが必要だと感じます。
子供たちが「大人はずるい。大人は自分たちを助けてくれない。」などと人間不信を抱く前に、大人があなた達に声をかけられない理由があることと、声をかけてもらえる自分になる努力をする歳になったのだと言うことを、伝えていく必要があると感じます。

全てに理由や原因があるということ。
そこに対して、嫌なら、自分が何かできることをしなければ、何も変わらないということ。
全ては、自分次第で変わるのだと言うことを、子供に伝えてあげなければならないと思います。

そして私たちが、大人として自分が地域の子供たちに何ができるのか、自分はどんな大人になりたくて、今はどんな大人に見えているのか、一人一人が素敵な自分になるために、考えてみたら、どんどん現状は変わるだろうなと感じます。

まずは自分。
子供でも大人でも、全ては自分次第だと、受け止めることが必要だと感じます。

昨日、息子が無事本命校を受験できました。
結果が良くても悪くても、受け止められる位努力したと本人も感じているようです。
後は、息子の進むべき道が拓かれて行くことでしょう。
親子で受け止めます。

今日も生かして頂いて、有難うございます。



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