以前ブログに載せたように、私には、重度の小児脳性麻痺で生まれた弟がいて、彼は今30歳です。
そして、遠い実家の父と母が彼の身の回りの介護をしているのですが、このまま高齢になっていく父と母に任せ続けるわけにはいかないと、良い方法が見つかるのを待っていました。
でこの間、ふとしたことから色々な介護用品を使い介護を楽にする方法やもっと弟を知ってもらう環境を作ることを考え始め、早速、私のフェイスブックで紹介していくことを始め、弟自身がフェイスブックができるようになればいいなとの会話から、タイミングよくタブレット型パソコンを購入する計画が進み始めたのです。
トントンと事が進む時は全てにおいていいタイミングということだと、改めて感じています。
そして先日、また、弟と電話をしてた時に、ふと、
「身体が動かないから何もできない。ではなくて、身体が動かないだけで、他は何でもできるんじゃん♪」
ということに、気づいたんです
弟にそのことを話してみると、「確かに。」と。
弟は、地元の公立高校も出ることができているので、色々な手続きや自分の置かれている状況や経済事も把握できる筈なんです。
でも、今までは、「身体が動かない」に焦点を当てすぎていたため、そこに気づかなかった。
多くの身体に障害のある方たちが自分なりの自立をされているのは知っていたけれど、なかなか弟を対象に考えられなかったんです。
今思えば不思議な感じです。
でもそれは、30歳になるまで色々あった弟だったので、弟にとっては今が一番いいタイミングのようにも感じられます。
きっと、これからはこれまで以上に事がスムーズに進んでいく予感がします
弟が、父、母が生きていてくれて本当に良かった
これからもっと笑顔になれそうです
今日もみんなを生かしていただいて、有難うございます