一昨日、ふと、中学1年生の息子に、「父と母の良いところってなに?」と聞きました。
息子は、スッと、「かなさん(私のこと)は、どんなことにでもぶつかっていく諦めないところと、お馬鹿なところ。父さんは、優しくて俺たちのことを考えてくれるところ。」と言いました。
(我が家の子供たちは、昔から私のことを「かなさん」と呼ぶので、そこは気にしないでくださいね。)
息子の言葉が私の思いもよらない言葉だったので、内心驚きながら、「そうなんだ~」と改めて自分を知りました。そして、嬉しかったんです
検証してみると、
確かに、私は、今できそうにないことは、とりあえずほおって置く。ということはしますが、諦めることはないんです。そして、結構、素直に行動をするものだから、しょっちゅう小学2年生の娘とふざけて踊ったり、息子や娘に甘えたり、息子や娘の見てる前でも平気で夫に抱きついたり、ふざけた会話も常・・・(^^;) 世間が「当たり前だ。」「仕方ない」など考えるようなことも、そう考えられないし・・・・で、当たっているな~と思いました。
でもそれを、「良いところ」として言ってくれたことがとても嬉しかった
そして、父のことを、「優しくて、俺たちのことを考えてくれてる」と評価してることは、尚、嬉しい
夫は、割と自分の部屋で過ごすことが好きで、家にいても私たちと食事も別にとることが多いのですが、リビングにいるときは結構ふざけた会話をしたり、でも、子供たちの喜ぶ食事を考えたり、私に「こうしてやったらいいんじゃないか?」と耳打ちしたりするんです。(そんな時私は、あなたがやってあげたらそれが一番いいよ。と戻します)
男性だからか、あまり口数も多くはないけれど、子供たちには夫の優しさや思いやりが伝わっていることが嬉しいです
私は夫の良いところばかりを子供たちに話している訳ではなく、夫に対して腹が立っているときにはそれなりに夫の良くないと感じることを子供たちに話しています。でも、おなじくらい、素敵なところも話していると思います。多分かなり素直にいろいろ話していると思います。
夫婦喧嘩も子供たちの前でします。そうすると、子供たちが止めてくれます。夫は、子供たちが止めるとスッと素に戻って、自分を引いてくれます。私は・・・まだ、夫ほど潔く身を引けないけれど、今努力中です そのおかげで、少しづつお互いが相手にこうしてほしいと求めることが少なくなり、お互いの良い部分で同じ時を過ごせるようになってきました
そんな私は子供たちに、「父と母を見て、自分がそれを真似しようと思うのかどうか、それを自分の心で判断するんだよ。」とよく話します。
子供にとって必要なことは、大人や親の生き方を見せることではないかと思います。親や周りの大人がどんな生き方をしているのかを子供は見て、自分の人生の参考にすればいいのではないかと思うのです。
色々な人がいて、色々な生き方がある。ということ。
それを見て、自分の良心で素直に感じて、自分の人生の参考にすればいいということ。
それを子供たちにちょくちょく伝えておいてあげれば、子供は自然と良心で感じて考えることができるようになるのではないかと思います。自分の人生を生きる為に。
そして、親や周りの大人も、世間体とか一時の感情ではなく、自分の良心で素直に生きる生き方を見せてあげられると、子供たちは自分の持って生まれた才能を自信を持って伸ばしていくのではないかと感じるんです。
とはいえ、私もまだまだ子育て真っ最中の親なので、私たちの子育ての答えはまだまだ先なのですが
ちなみに、小学校2年生の娘に「お父さんとお母さんの良いところって何?」と聞くと、「お父さんは買ってくれるところと、おもしろいところ。かなさんはおもしろいところ。」でした
今日も、夫も息子も娘も私も同居2匹の猫も、生きてます
みんなを、生かしていただいてありがとうございます