童画家kanan 《小さな勇気を届けたい🌸》

世界中の誰かに勇気が届けばいいな🌸国も言葉も肌の色も家族も宗教も超えて、《自分を好きになる勇気》を子供にも大人にも届け♫

一日一生っていい(≧∇≦)!!

2015年02月25日 | 日記
先日購入した雑誌の見開きに、以前、郵便不正事件で、冤罪にも関わらず6ヶ月間も拘留されてしまった、村木厚子さんご本人のお話が出ていました。
普通に人生を過ごして来られた方が、突然事件に巻き込まれ、冤罪で拘留されてしまった。
取り調べはやはり厳しかったようです。厳しい取り調べから逃げ出したいが為に、やってもいないことをやったと言ってしまいそうな環境だったと書いてあり、弁護士さんと、「勝たなくていい。負けないようにする。」とハードルを下げ、心を楽にして、懸命に頑張られたようです。
拘留中、もう自分の人生はダメだ。と、精神的にも立ち直れない程に落ち込んだり、いつまでこんなことが続くのだろう。と通常の方なら自暴自棄になってしまいそうな状況を、村木さんは、
「今、拘留されてる私が冤罪を解くために動くことは不可能。それなら、私は今私ができることを精一杯やろう」
と決め、『1日1生』の思いで1日1日を生きてみられたそうです。

今日1日を大切に生きればいい。それは、どこでもできる。

私は村木さんの記事を読み、凄い女性だなぁと感動しました。
この方を見て、どんな状況でも自分次第で物事は変わるという事や、どんな状況でも壁は自分自身の心の中にあるんだという事を改めて感じました。

もう一つ、村木さんは、働き始めた時に、特別な条件や能力を何も持たない平凡な自分は、他の方にとってのロールモデルになれるのではと、それを役割にしようと思うようになったそうです。

その点が、私のこれまでの人生ととても重なる部分で、何だか嬉しかったんです(o^^o)

いつも人目を気にして、他人の人生ばかりを歩いていた私が、自分の心と向き合うことで、自分の人生と向き合うことができるようになり、独学で描いてきた絵をまた描き始め、35歳では夢を追いかけ始め、もうすぐ40歳になる今は、絵を事業としてやろうと動けている環境にいます。
それをしていくにあたり、地元から遠くに離れ、夫と2人で子供を2人育てる自分は、頑張る人の一つのロールモデルになれるのでは?と思いました。
普通の私が普通に生活していく中で、自分の心の壁を乗り越えるだけで環境をどう変化させられるかを、ブログに書き残していこうと思ったのです。

広島の山奥で6人兄弟の2番目で育った自分。
6人の中で、1人の弟は、重度の障害者。
私が高校に行けたのは、2つの機構から借りた奨学金のおかげ。
私の学歴は高卒。
事故でリハビリや手術をしていた夫に出会い、静岡と広島で数年間の遠距離交際。静岡の地で、夫は意識不明になり、偶然そこに遊びに来た私が病院での付き添い。大きな手術。

結婚してから、私は勝手に夫のことも子供のことも全てやり、10年後に「わたしばっかり!離婚する!」と広島の家族を巻き込んでの大騒ぎ。
そのあと落ち着き、徐々に自己反省を始め、全て私が悪かったんだ>_<と理解する。

かつての夢を目標に少しずつ動き始め、縁で展覧会ができ、色々な繋がりの中で、今はたくさんのクリエイターやたくさんの信頼できる仲間に出会えて、私は事業としてやり始める。

経済的にもそれほど余裕はなかったのもあり、子供達は塾や通信教育をすることなく、私の独自の解釈の元、勉強はできて当たり前。と子供達が自分で自分の道を歩くようになっていってる。

多分、私の人生は、日本に生まれた方なら、ほとんどの方が似たような形で進めるような、特別な条件の何もない人生だと思うのです。
むしろ不利だったと思う環境もあると思います。

夢については、ただ私は絵を描くのが好きだった。
文章が好きでも、オモチャ集めが好きでも、山登りが好きでも、洋服を見るのが好きでも、旅行が好きでも、何でも、自分が笑顔になれるものがあれば、仕事にしたければ、できるでしょう。

全ては自分の心の壁を、《無理だ!》と思うことなく、何か方法があるはずだと考えるなかで、乗り越えて行けば、道はどんどん拓けて行くのだと感じています。

私達の脳みそは本当に優秀なんです。
《無理だ!》と思うのを一切やめて、《絶対方法があるんだ!》と冷静になれば、必ず答えが出てくるんです。

まさに、目から鱗の答えがいつも出てくるんです。

私達はいつか必ず死にます。
この人生は有限。だから短いこの人生を、できることを精一杯やって、いつか来る《死》をご褒美として私は迎えたいと思っているんです。

《死》も《忘却》も、生きている私達へのご褒美。
だから、今が精一杯生きられる。
今日も大切な人達が生きています。
私も生きています。

生かして頂いて、有難うございます。




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