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Life is a journey - 3人乗りの船で人生を航海中

里帰り出産をしなかった理由 ー 私の場合

昨日の話の続き


自分は、出産時に里帰りしなかったことを思い出した。


なぜ、里帰り出産にしなかったか?


ズバリ、「里帰りの時にダンナに浮気された」友達が2人


「里帰りの時にダンナに自分の貯金を使い込まれた」友達が1人


そのうち、2人はその後離婚。


当時勤めていた会社にも、奥さんが里帰りしていると、とたんに独身気分になるヤバイ先輩多数。


だから、里帰りはしなかった。


その代わり、私の母に私の家に1か月ほど来てもらった。


これが。。。。 蓋を開けてみると。。。


ケンカが絶えなかった💦


誰と誰の?





私と母の


私と主人の


母と主人の!!(ひえーっ💦)





最初の2週間は良いのだが、後半になってくると、もうグダグダ。


私「ええ?またこのおかず?もう食べたくない」


母「何言ってんのよ!もう出産して3週間たつよ。自分でも少しは家事しなさいよ!甘えるのもいい加減にしなさいっ」


「フ。。フ。。。フフフ。。。ホエーッ ホエーッ」(赤子が泣く)


私「あぁぁぁぁ。泣いてるよー。〇〇くん、見てきて。」


主人「ええ?僕洗濯物干すのに忙しいよ!。。君が見てきてよ!」


私「なんだよぉぉぉ。。寝不足で頭がガンガンするのにぃぃぃ。ちょっとくらい見てくれたっていいじゃないか!!」


四六時中、こんな様子。


要は、私がワガママ過ぎたのだ。


でも、当時は、本当にいっぱい、いっぱい。


いきなりお腹から出てきた赤子の面倒をどうやって見たら良いのか、ホンキで途方に暮れていたのだ。


主人も精一杯やってくれていた。でも、当時は、「まだまだ足りない」と思っていた。だから、いつも責めてしまっていた。


完全に精神不安定ですよね?私!


結局、ろくに家事もせず、周りに甘えまくった私に愛想を尽かして


予定より、かなり早めに母は自宅にお帰りになられた。。


早く帰った母をしばらく恨んだ私。


今考えると、母も、慣れない東京の地で、赤子の世話と私達の世話をするのは、さぞかし大変だったに違いない。


実家であれば、父もいるし、まわりに友達も親戚もいるし、母も、もう少し余裕を持って私を迎えられたかも知れない。


里帰りなしの出産は、実はこんな感じでした。





でも、良いところもあった。


それは、主人が 早くから息子の世話をすることで、愛情がすぐに芽生えたこと。


おむつ替えから、お風呂から、ミルク作りから、赤ちゃんの便秘の綿棒浣腸まで、早い段階で、主人が何でもこなせたこと。


元々、子供が好きではなかった私と主人。


子供に愛情を持てるのか、最後まで心配していたけれど


生まれてきた赤子を世話しているうちに、その愛情は全く揺らぎのないものに変わり


やがて、自分の命を投げ出しても、全く惜しくないほど大切な存在に変わっていった。


もちろん、里帰り出産をされた方についても、愛情の濃さに違いなどある訳はないだろうけど


里帰りがなく、まったなしで赤子の世話をするからこそ


主人も早めに赤子に慣れることができた、という事だろう。


それにしても、息子が赤ちゃんのとき


私も主人も、本当に幸せだったなぁ。


あの幸福感は、何だったのだろう。





泣いていた赤ちゃんが笑っただけで


ミルクを飲み終わってゲップがちゃんと出ただけで


安堵のため息をつき それ以外の事なんか、どうでも良くなって


子がすやすやと眠るその顔を見ただけで


1日の嫌な事が全部瞬時に吹っ飛んだ。


恐るべし。赤ちゃんパワー。


注:もちろん高校生になった今も、息子は可愛いです。ハイ。















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