ダスティン・ホフマン初監督作品なのかしら。
変装して女装してこっそり出演はしないのですね。
引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」。老人ホーム?
いつも音楽が満ち溢れている。
このホームも存続の危機が訪れます。コンサートを開催し、寄付金を積んらなければ、このホームは閉鎖されてしまうのです。
静かに余生を送っていたレジー、シシー、ウィルフのもとに、昔のカルテットメンバーのジーンがホームに来ることを知るのです。野心とエゴで皆を傷つけ去っていったジーンがやってくる。
そして、みんなが伝説のカルテット復活に期待を寄せる訳です。
そこには、いろいろあってね。レジーとジーンは、元夫婦。一筋縄では行かない。二人には、辛い過去がある訳です。重苦しくなるのではと思っていたのですが、シシーのほんわかとした人柄が優しく、みんなを包んでくれているような気がしました。
いくつになっても、自分の心に素直にならなくちゃ。素敵なラストでした。
エンドロールでは、出演している本物の音楽家たちの写真と若いころの写真が出ていました。
ヴェルディ生誕200周年記念
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