宝酒造杯で面白い人生模様を見てきた。
三段同士の対局。Aさんは70代半ば、Bさんは80代前後。もう、ほとんど終局。あとはダメを打つだけ。
Aさん:もう、ないか、終わりですね。
Bさん:相づちをうちながら、もうないな〜。
残っているダメを詰めあう。Aさんは、近くに打つと気付かれるから、わざと遠いところのダメを打つ。やがて、おもむろに狙いの一撃。最後の最後になって、Bさんの大石が即死。
局後の感想戦でAさん曰く「アチコチ、ダメを詰めたのは、当然、急所を守ると思って」、「いつまでも守らないので打った」。
This is iGo.. これが 碁だ。