R3 4/30 friday
今、使っている定石や考え方は、江戸後期〜明治時代に出来たもの。以来、「囲碁とはそういうもの」と疑わずに使ってきた。布石感覚は年代とともに進歩してきたが。
7年前、google社のアルファ碁が韓国のイセドル九段に勝ってからコンピュータ碁はドンドン進化している。今では世界のトップクラスでも2子。並みの9段なら4子置かなければ勝てないと云われている。
動画でAi定石を見るが、そんなにビックリしたものでもない。
こんなチョットしたことが、なぜ200年もの長い間、誰も気が付かなかったのかと不思議に思う。プロ棋士は一体、何をしていたのだ。
「名人・上手(じょうず)の云うことだから間違いない」。個性的な発想が生まれにくい日本の文化が囲碁の進化を阻んでいる。
囲碁界はAI一色。AIをひっくり返す囲碁理論は無いものか。